maruo さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
女子には理解不能のエロパワー D
原作未読
男子には、女子には理解不能なエロパワーがあります。
そのパワーは時には何かを動かすような膨大なエネルギーとなることもあります。
例えば、VHSビデオデッキの普及、パソコンやインターネットの普及には男子のエロへの欲望が密接に関係していると言われています。
また、今ほどエロ情報が氾濫していなかった頃に少年時代を過ごした人にとっては、
・エロ本が落ちているという噂を聞きつければどんなに遠くても遠征する。
・拾ってきた濡れたエロ本をドライヤーを使って1ページずつ乾燥させる。
・深夜にやっているエロそうなタイトルの映画を見るために夜更かし、その挙句に期待ほどのものではなく、明け方疲労困憊でがっかりうなだれる。
・希少なエロ本資源を友人と共有するために、先生に没収されるリスクを犯して、学校でエロ本市場を形成する。
など、枚挙に暇がないほどエロにエネルギーをつぎ込んだことがあると思います。
あ、これは全て人から聞いた話で、断じて私自身のことではありますん。(あら、語尾がおかしくなっちゃった)
従って、このアニメのコンセプトには大変興味深く、共感できるものだと思っていました。
そうだ!エロはエネルギーなんだ!と。
しかし、良かったのはそのコンセプトと、
・メインヒロインが好みだったこと(貧乳はステータスだ!)
・エンディングテーマ
これくらいでしょうかね。
肝心の中身はというと、どう言ったら良いやら、言葉を選ぶのも一苦労という状態でした。
話の展開が余り興味を引くものでなかった上に、エロシーンが何だかおっぴろげで色気の欠片もなく、全体をぶち壊していました。
要は、上半身裸の未開の部族がいつも欲情してますか?ってことなんです。
隠されるから見たくなるんです、チラリと見えるから良いんです。
お腹いっぱい、もうご馳走様、状態でした。
いろいろ長々と書いてきましたが、掻い摘んでまとめるとサラリと酷評です。
好きな方いらっしゃったらスミマセン。
何だかレビュー・感想というより、私の恥部を暴露する場になってしまいましたが、きっと同調してくださる人がいると信じています。
しかし、世の半数は女性ですから、きっと半数以上の人に呆れられることも確実でしょう。