Xmint さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
第四次聖杯戦争秘話
前作の「10年前に起きた聖杯戦争」という伏線をまるまるつかった話です。
まずストーリーですが、1話から25話まで一切の手抜きを感じられませんでした。そう思ってしまうほどに引き込まれました。裏切りや生々しい表現がより複雑な人間関係を表していたし、それぞれの目的や過去が明確に示されていたので理解しやすかったです。20話以降は本当にすばらしかった。
キャラは前作以上に魅力的なキャラが多かったです。このアニメの人物は、かっこいい人(好印象なキャラ)、最後まで報われない人、とことんうざい人の3種類に分かれると思います。特にかっこいいキャラが多く1人は好きなキャラが見つかると思います。ウェイバーが令呪を3つ使いライダーに命令をしたシーンはアニメ史に残る名シーンだとおもいます。(゚ーÅ)
主人公は前作の主人公の父である衛宮切嗣(正義の味方に憧れた理想主義者)が主人公ですが、言峰綺礼(衛宮切嗣を付けねらう破綻者)もまた1人の主人公と思われます。僕の友人は間桐雁夜という報われないキャラがどんどんぶっ壊れていく話だとも言っていました(・・;)
なんといってもすごいのが戦闘シーンの作画です。圧倒的な迫力と細かく目まぐるしく動いて戦っているキャラの動きは劇場版なみのクオリティといっても過言ではありませんでした。
いろいろ書きましたが、とてもじゃないけど文章だけでこのアニメを語るなんて無理!ヾ(ーー )これから見るアニメがとても劣って見えてしまうのではないかと心配してしまうほどに素晴らしいアニメでした。まさに神アニメ。
ちなみにタイトルの下に出てくるカウントは、聖杯戦争の決着までではなく、衛宮切嗣が衛宮士郎に出会うまでを表しています。