ハネマン さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「勝ちたい」とは考えます。けど「勝てるかどうか」とは考えたことないです。
ジャンプ枠ですね。
「キセキの世代」と呼ばれた10年に1人のバスケの天才5人がいる高校を倒して、高校バスケ界の頂点を目指すため、黒子テツヤと火神大我を中心に、誠凛高校の面々の奮闘を描いた高校バスケアニメです。いかにもジャンプっぽい設定ですな。
ストーリーに関しては、バスケアニメとしておそらく一番重要なとても見ごたえのある白熱した試合展開が楽しめますし、まとまりとしてうまく2期につないだ感じもありますし、特別ではないにしろ、ストレスなく普通におもしろかったというのが正直な感想です。
黒子と火神のキズナみたいなものもうまく起承転結的に描けていますし、笑いの入れどころやクオリティーも丁度よかったのも好印象。
ただ、最後のキセキの世代同士の戦いが長すぎたように思う。少し飽きそうになってしまいました。
でも、まぁ気になったのはそれぐらいでホントに普通におもしろかったです。
キャラクターに関しては、このアニメのキャラクターの中には(おそらく)実際にはありえない能力をお持ちの方も出ますので、スポーツアニメに現実感を求める人には毛嫌いされるかもしれませんが、テニスの王子様レベルの非現実レベルではなく、バスケの世界観を壊すほどのものではないんで僕は気になりませんでしたね。むしろ、次々でるキャラの能力が毎回楽しみでしたし、その能力をどう生かすかも見物でした。ですので、キャラの個性的な能力もこのアニメの見所の一つだと思います。
声優も良かったですね。違和感もなかったし、メンバーも豪華なんで満足できました。男が主ですが。
個人的には数少ない女キャラの監督りこ役の斎藤千和さんの声良かったですね。サバサバしてるキャラにピッタリ。どうやらネットでは釘宮病と並び称される千和病なるものもあるらしいですね。
作画も秀逸です。バスケの動きも細かくかつダイナミックに表現できてましたし、他の部分もカッコいい描き方してることが多かったですよ。
音楽は正直あまり好みじゃない。カッコいいとは思いますけどね。このアニメに合ってるかも正直疑問。
総じてスポーツアニメとしては普通にオススメできるアニメだと思いましたよ。
スポーツアニメというのは比較的1期がおもしろければその後も高いクオリティーを提供してくれやすいジャンルなので、2期も非常に楽しみですね。