もぐりん。 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
最後まで良かった!最後の最後で【?】が残った^^
視聴を決めた今期アニメの中の1タイトル
ラノベ原作:未読
1クール、3部構成。
ある高校の文化研究部に所属している部員男女計5名が、
【ふうせんかずら】と名乗る正体不明の存在が原因で、
事件に巻き込まれたり、不思議体験を通して浮上する
様々な問題を仲間と協力して解決したり友情を深めたりする、
日常風味でサスペンスタッチのラブコメ・・かな?^^
{netabare}
1部:ヒトランダム 1~5話まで
ヒトの身体を器として主要登場人物5人の人格のみが不特定に
入れ替わり、入れ替わった先の人の家庭環境や背景などを体験し
望まずとも、各自の内に秘めたものが明らかになっていきます。
この章最後にはふうせんかずらの思惑で伊織が橋から飛び降り
意識不明の重体となりますが、ふうせんかずらから、伊織は死ぬ
と宣告されます、しかし、他の4人の誰かの人格を伊織に移せば、
伊織の人格は他の身体で生き続けるという。誰を殺し、誰を生かす
といった選択を迫られる5名は・・・
2部:キズランダム 6~10話まで
人が持つ欲望は自我で抑えられています、が、この章ではこの
欲望を無差別に開放します、その結果、和は崩れ、
険悪なムードで皆文化研究部から離れていきます。
ここでは、唯の過去や稲葉の本当の気持ちが出てきます。
3部:カコランダム 11~13話まで
身体が幼少化(子供化)して、身体だけでなく、その頃の忘れていた
記憶や思い出がよみがえってきます、ここでは、青木のお話が
出てきまして・・なぜ唯を好きになったか?といったものですが、
結局チャラいヤローだと思ってた青木が結構マトモでいいやつ
だったってのが分かりました^^
冒頭でも察しがつく人もいるかと思いますが、伊織は家庭に問題を
抱えています、子供の頃から、その環境を1人でなんとかしようと
頑張った結果が他人に合わせて人格を変えることでした、その為に
本当の自分を見失ってしまって苦悩する姿が痛ましく胸を打ちます。
さて、3部13話を完走しての感想ですが、13話のラストまで
非常に面白く観れました、CVの演技力もありますが、各キャラの
個性がちゃんと出ていて、1話終わるごとに次の回が気になって
気がつくと深夜に4話を一気観してたりしてました( *`ω´) !
気持ち的には、んで太一は伊織と稲葉どっちにするねん!とか
青木は唯とどうなったねん!とか不完全燃焼感は否めませんが
最終的には伊織の家庭環境も改善し、ハッピーエンド!!(≧∇≦)b
じゃねーーーーー( ̄Д ̄;;ーーーーー!!
最後の伊織が語った、「私は、本当に八重樫太一の事が好きなんだろうか?」
って、なんだよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
今までのいい感じが台無しじゃん! 2期を匂わせる感じですが
どうも2期は無さそうです、続きはDVDで^^ ってことですね。
販売戦略に乗せられそうな気がしますが・・・ さて、どうしよう^^
{/netabare}