りく さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
TV版の感想
柔らかなめなキャラデザとはずいぶんかけ離れたシリアスな展開が多く、ギスギス系青春モノって感じでしたね。個人的にはもうちょっと笑いの比率を高くしてくれた方が良かったかな。まったり日常系だとばかり思ってたので、基本重たい雰囲気だったというのは少しつらかったです。
この作品の特徴としてセリフの臭さが挙げられると思うんですが、私はあまり好きになれませんでした。
人格入れ替わり・欲望解放・時間退行という素材はすごく気に入りましたし、悩み、苦しみ、ぶつかりつつも最終的には仲間とともに問題を乗り越えていくという展開も好物です。が、いかんせんほぼずっと青臭い会話で物語が進んでいくので、どうしても時々冷めた目で見てしまうことがありました。もうちょっと違う言い回しだったらだいぶ印象変わったと思うんですけど……。
ここが受け入れられるかどうかが評価の分かれ目になるんじゃないでしょうか。
登場人物もなぜだかそれほど惹かれるものはなかったです。5人それぞれがしっかりキャラとして立っているとは思いますが、「このキャラ気に入った!」というのがないんですよね(´・ω・`)
強いて言えば唯が良かったかなとは思いますが、キャラ性というよりも声が可愛らしかっただけなので……。全然知らなかったんですが、イカちゃんやってた人らしいですね。これから期待したいです!
あと、予告の入り方はすごく良かった。視聴者のミスリードを狙いつつも次が気になる感じで、うまく引っ張ってくれたと思います。
いろいろ文句書いちゃいましたが、扱う素材と物語自体は良く、最後まで見るくらいには楽しませていただきました。
14話以降はネット配信してくれるんでしょうか……。
最後に、{netabare}最終回にて爆弾発言をした伊織{/netabare}に一言。
{netabare}…………シラネーヨッ!ヽ(`Д´)ノ{/netabare}