ハネマン さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
アニメ向きじゃないアニメ
北海道では最近放送していたので観てみました。
銃器が擬人化している女の子達が通う学校でのお話です。その学校では国語の新任教師以外、生徒、教師全て銃器が擬人化したキャラたちです。
ストーリーに関していえば、一言、つまらんです。
最大の原因は銃についての説明が弱いことだと思います。ちょくちょく銃について説明はしてくれるものの、気軽に聞いてても理解できる説明ではないため、録画して巻き戻しとかしないとついていけない。
銃について不可解なままなので、このアニメ特有の銃ギャグでも全く笑えない。
そして、ちょくちょくある戦闘シーンでもそれぞれの銃に個性を生かした戦闘をしてる感じはするものの、やはり銃について不可解なままなので、このアニメの見所の一つと思われる銃撃戦における作戦や戦略性の凄さがわからず、面白味に欠ける。
そして、このアニメの目玉と思われる展開を最後の方で怒涛につぎ込んでる感じがするのはもったいない。中盤のくだらないギャグ回みたいのを減らせば目玉のストーリーをもっと堪能できたと思う。
戦闘シーンが多い割に、血が飛び交わない戦闘(撃つキャラも撃たれるキャラも銃という設定のため)なので、血生臭くなく、グロ嫌いの人でもすっきり観れるのが唯一、良いところかな。
キャラクターも特に好きなキャラいないですね。そもそも言っちゃえば、銃を擬人化するキャラ設定にする意味を見出せない。
声優もいまいち知らない人が多く、特に良いとは思わなかったかな。不自然ではなかったけど。
作画に関しては言うこと一つです。足ですよ、足。太すぎでしょ(笑)もう笑っちゃうくらいバランスおかしいですよ。ほぼ全女性キャラ足太いのはさすがにキツイっす。
音楽も特筆することは全くないです。ひどくはないけど。
総じて、この作品は銃に関する詳しい説明や理解が必要不可欠という点でアニメ向きではないですね。原作は4コママンガらしいですが、そっちで観た方がまだ楽しめるような気がします。
まぁ銃に関して詳しい知識をお持ちならアニメで観ても面白いのかもしれないですが。