フランドル さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
知名度はあまりですが
恋愛と生きることにフォーカスした群像劇。
つかみの甘さは確かに如何ともし難いところですが、見ながらパズルのピースをはめていくようなストーリーは癖が強いので得て不得手があるかもしれません。
キャラクターとしては、パターン化されたもので少し苦手かもと思っていたのですが、感情表現のディテールが非常に細かくて、極端で鮮烈でした。
博士の愛した数式とか私の頭の中の消しゴムとかベタな幼馴染とか後輩とかのネガティブな印象が最初はありました。
悔しくて唇をかんだり、負の感情を人に向けてしまったり。そんな必然性が随所にあってとてもよかったです。
最後のオチみたいなのが恋する女の子ってかんじだったのは泣き笑いで見てました。