「精霊の守り人(TVアニメ動画)」

総合得点
80.8
感想・評価
1231
棚に入れた
6433
ランキング
437
★★★★★ 4.1 (1231)
物語
4.2
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

たんたんたぬき さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バトルアクション

この作品のポイントと言われたら、ただただバトルに尽きます。バルサと敵との死闘にあると思います。ドラゴンボールとかジャンプ作品を批判する気持ちは無いのですが、あれはあれで面白いと思いますが、一回こっきりの命の死闘の緊張感はやはりあります。後SEEDとかも強く批判するわけじゃないのですが、不殺って難しいですよね。こっちは殺させるのに相手は殺さない。これが良いんですよね。明らかな手抜きなのですが、それを感じさせません。

何が良いかといえば作画と言うのもあります。とにかく良く動く。後は写実的な絵と動きです。実写の方がこういうバトルは良いんだと思います。しかし、何故アニメに良さがあるかと言えば、究極理想系の様な動きを簡単にできてしまう事です。超人的な役者さんなら出来るのかもしれませんが、その人でも稀にしか出来ないような動きの連続ですから。これを超えるにはCGで写実的に作るしかないかと。それぐらい良いです。

後はバルサ本人の魅力ですね。やはりそこは不殺に繋がる過去EPが良いです。この親代わりに育ててくれたキャラすごく魅力あります。武人とはかくあるべしみたいな武士道の様なものを感じます。この過去EPの苛烈さは驚かされるものがあります。彼女の父との約束を守るために自分の友人達を殺していくと言うEPが強烈なものを与えます。だから不殺に納得出来ます。このキャラ無くしてバルサ無しです。PIGなので素子を思い出しますね。他は大人の女性が子供を守るというのは王道的で良いですね。

大きなストーリーがあるのですが、そういったものを生かすのは結局1話1話での退屈した時間を作らない緊張感のあるバトルだと思います。アニメとは常にこういった退屈な時間を作らないで物語を作っていく方法を基本にすべきだと思います。お手本の様なアニメですね。

敵の数を減らせばその分ストーリー短くなるんですけどね…。いやいやそれは言えないどの勝負も名勝負。ストーリー的には大半このバトルが何人か続くかで分かったものなのですが、このバトルが良いから全く飽きません。

投稿 : 2012/09/09
閲覧 : 270
サンキュー:

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