たんたんたぬき さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
奇妙な宇宙人達
さすがに長いのでたまにはそんなにって話もあります。
でも1話完結の魅力ってまず第一に単純にその作品世界とキャラが好きな事です。メーテルはやっぱり良いですね。池田昌子さんはオードリーヘップバーンの吹き替えで印象があります。でもアニメならまずメーテルを思い出しますね。
この作品は大きな物語は映画を見ないと分からないと思います。ネタバレは避けますが、ええーーメーテルって衝撃がありました。それはこの999を見ていたからだと思います。旅そのものがそういう衝撃を起こす伏線みたいになっています。
しかしです。やっぱり1話完結の魅力は私は平均点です。1話1話風刺の利いたような星を旅するのが面白いです。この面白さガリバー旅行記と良く似ています。しかもアイデア豊富だなと感心するのですが、尽きる事無く毎回趣向を変えた風土と言うか特性を持った星が登場します。風刺だけじゃないです。単純に奇抜さも面白さになっています。今だとちょっと古臭いかな?と思う部分もあります。当時子供だった自分がこの作品から出て来る奇抜な星にかなり刺激を受けたのは良く覚えています。それに風刺が効いてる星が多いのでと大人になってからもちょくちょく見てました。考えらせられるというのが面白さになっています。
それらの話で今回はいまいちってのは本当に少ないと感じる。まああくまで昔の事ですよ。刺激に溢れた今ではこんな話他でも似た様なの見たことあるかな?って思います。昔の思い出そのままに書いてます。5、6年ぐらい立ってから見ても十分に面白かったのもあります。ただ今見るとどうなのかな?は自信が無いです。
娯楽に溢れた時代から過去を見るとどうも私は昔ほど昔の作品が楽しくないんですよね。過去の作品が面白かったのはそれだけ作品が少なかったというのも大きいです。浴びるほど作品に溢れた今は逆に探す事が必要になってしまったなと思います。
後この作品OPEDそしてナレーション。この3つは外せません。