凡打 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「インターネット社会」への警鐘?
この作品は、
「電脳」と呼ばれる技術が一般に普及している近未来、電脳世界の情報は「電脳メガネ」によって現実世界に重ねて表示され操作できるようになっている。「電脳」は日常生活に溶け込み、子供でも当たり前に扱えるが、それ以外の部分は現在と大差ない。
↑という設定です。
最初見たときは、「ありがちな設定だな~」と思っていましたが、回を重ねるごとに、この設定がしっかり考えられた上での設定であることが分かっていき、面白くなっていきます。
いろいろな「懐かしい」ものが出てくるので、子供と一緒に大人も楽しめる、そんな作品でした!
しかし、途中からそんな「懐かしい」要素を無理に入れようとするあまり、ストーリーがありがちなものになってしまい、正直あんまり面白くなかったです。
そんな時にこのサイトの「最終回すごい」と行った内容のレビューを見て、必ず最後まで見ようと思いました!
最終回、すごかったです!(ぜひ確かめてみてください!)
この作品は、「電脳世界」という「インターネット世界」の怖さ、危険、便利さをあえて表現することで、現代の子供たちに「インターネット」というものについて知って欲しいというタイトルにも書いたメッセージが込められていたのではないかと僕は勝手に思っています。
子供も大人も楽しめる、良作でした!