plm さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
能力バトルファンタジーの傑作
ファンタジー、つまりは幻想・非現実的な想像の世界。
そこには感心を掻き立てられるような異能の力が当たり前のように存在している。
そんな夢や想像を上手く具体化したキャラクター・舞台を登場させた作品だと思う。
「異能の力」こそがこの作品の主な見どころである、
つまりは多くのキャラはその強力な能力に頼っているわけなのだが、
主人公はそれをぶち壊す元も子もない能力を持っている、ある意味では最強能力である。
しかし能力(=才能・脅威・権力)という幻想をぶち割るというのは、
能力モノでこその分かりやすい下克上であり気持ちがいい。
原作はあまり知らないけれど、キャラ設定が凄く良いので原作の力は大きいと思う。
単に能力モノといっても、科学側の能力は物理法則などの説明が付加されており、
なんでもできる魔法、ではなく、こういった現象が起きるのでそれを応用して使う、
といったように制約や性質が異なるので面白い。
中でもアクセラレータはシンプルだが奥深い能力で、垂涎モノのチートさ。
そういった能力のぶつかり合うバトルアニメなので、動画としての映えもいい。
ファンタジー好きなら迷わずおススメできる作品。