plm さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
こねこね
青春系のちょっといい話・・みたいなのを期待していたら、それはやめておいた方がいい。
心濁るねくとになってしまう。登場人物はいい子たちなのに・・わりと陰湿な話だった。
ストーリー設定自体は面白い。でも現象は負のストレスとして扱われがちで、なんだか胸が苦しくなる。
救いもあるけど重い、これすっきり終わるんだろうか。
追記..十話でけっこうすっきりした!
感情をぶつけて解消するのはいいんだけど、それが外的要因によって、作為的に、
無理やり引き起こされてるってのが、好きになれない理由だろうか。 しかもねちっこい。
これに納得いくオチがあれば、いい作品と言えそうなんだけどどうなんだろうなぁ。
------------------------視聴終了----------------------------
{netabare} え、これで終わり・・?
残念ながら良い作品だとはとても思えなかった。
章が変わっても展開はだいたい同じで、またこのパターンかよ!というマンネリ具合に参った。
結局最後までなんの種明かしもされない厄介事でしかなかった"フウセンカズラ"。
5話までで終わってたら、むしろもっと評価高くできたぐらい。
せっかくの章ごとにあるランダム現象も、キャラのトラウマを引き出すために利用されてるに過ぎず、
別にそうである必要がない・・ただ雰囲気を陰湿にしてる風にしか見えなかった。
これのせいで、日常パートでドタバタやってる分には面白かったのに、
どうしても嵐の前の静けさのような、次にくるピリピリした展開を意識せざるをえなかった。
恋愛にしても成長にしても感動にしても中途半端な着地でなにが描きたかったんだろう?
"フウセンカズラ"じゃないけどキャラをいじって遊んでみましたって感じしかしなかった。 {/netabare}
------------------------14~17話 ミチランダム視聴----------------------------
{netabare} あのまま終わりだとなんだかなーということで、観てみたら思いのほか良かった。
特に14~16の伊織の葛藤と周囲の反応は面白い。外面的と内面的なものが真逆なことってありそうだ。
自分が率直に考えていることを他人が誰も感じず理解しない恐怖、とはモラトリアムの頃あるものだろう。
一方で悩むことをやめ、ただ前を向こうとする者もいる、
それはある意味バカになることだが、それも成長なんだろう。
伊織のここでハッピーエンドで丸く収まったら茶番だろ!みたいな発言は、
まさに13話まで視聴してたとき言いたかった台詞や!
このためにフラストレーションを溜めさせてたのだとしたら少し見直すべき?
まぁ良くも悪くも、人付き合いを考えさせてくれる内容で、13話終了時より良い感情を持てた。
{/netabare}