takun92bab さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
おすすめだが、原作のほうがすこし上!
内容:設定は良い。ラブコメ
音楽:「美鳥の日々」とうまくあっている
メインキャラー:非常に良い
脇役キャラー:非常に良い
エンディング:微妙
作画:2000年代初頭なので、少し落ちるが全然見れる。普通
自分の右手が恋人でなく、本当の恋人が欲しいと思ったことはないか。主人公、沢村正治はそれを思い「もう誰でもいいからオレの彼女になってくれ!」と叫んだとき、突然右手に現れた『正治一筋』のメインヒロインの美鳥。そして、正治と美鳥の生活は一転したというストーリーだ。
設定は非常に面白い。私自身も正治と同じ考えを高校時代持っていて、共感が出来る。また、正治に対する美鳥の積極的なアプローチも可愛いく、メインヒロインが非常にうまく描かれていた。そして、その積極性を戸惑う正治も。
このアニメの一番いいところは、脇役と主人公たちの絡み方だと思う。正治の悪友から美鳥の幼馴染まで様々な脇役が登場し、美鳥と正治との絆とストーリーを盛り上げっていったと思う。ただ、1クールで13話では足りなかったと思う。もう少し20話ぐらいまで伸ばしてもよかったのではないか?
大きな欠点は、エンディング。アニメが進みにつれ徐々に問題が発生していくんだが、それらを全て最終回で解決しようとしたが、妙に納得しない。特に、脇役たちのエンディングをもう少し丁寧に書くべきだったのではないか。ただ、アニメ放映当時、まだ原作は終わっていなかったのでアニメのエンディングとしては良かったかもしれないが、せっかく面白い設定、非常に良いメインキャラクターと脇役があるのに、納得できるエンディングが欲しかった。
また、作画は今風でないので、少し時代を感じるアニメだが8年前のアニメなので、特別気にするところではない。ただ、今のアニメではないと感じるのは確か。
このアニメを見て原作も読んだが、アニメより脇役が何人がいて、エンディングはアニメよりは良かったと思うので、原作をお勧めします。ただ、原作>>>>アニメという感じではない。原作>アニメという感じだ。
このアニメを見る魅力は、設定・内容、共感が出来る主人公・メインヒロインとその脇役との絡み。だが、エンディングが微妙に終わるところだけはご了承しながら見るのが一番。