たんたんたぬき さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
幾原ワールド
この作品何故良いかさっぱり分からない。良いから良いとしか言い様が無い。一つだけ言えるのは雰囲気とか空気に独特の繊細さがある。そこ以外はさっぱり分からない。そこも曖昧だし。
この作品についてピングドラムの登場まで何も分からなかった。ピングドラムを見る事で分かったのは幾原ワールドがとにかく面白い。彼がどうやってこんな個性的な絵を作り出してるかと聞かれてなんとなくと答えたそうだ。だから分からないのだ。計算してあれが良いこれが良いと分からない。良いから良いと受けるこちらも感覚的にしか言えない。
ただどうやって作ってるか?の基本だけは分かる。2作品とも少女漫画の絵柄を使っている。これは意味がある。宝塚の持つ舞台劇の雰囲気をこの絵柄は作り出す。
後はさっぱり何をどう考えてやってるか分からない。謎の名作。
後けちをつけるようだが、このサイトの作画と言うのは私の価値観と合わない。作画と言うのは絵の質についてで、絵の個性には触れてない。私が作画に高い評価をするのはその個性も含めてである。その点一般的に言われる作画とずれてる事はご了承を。