ゆうみん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アリスinニート探偵事務所
ニートだけど事件解決はスゴウデのNEET探偵事務所のお話
さいしょはふんわりした感じ
個性的な事務所のひとたちになりゆきで助手にされた主人公鳴海がふりまわされるコメディーっぽい
けど事件の依頼がくるとかなりまじめになる
話がすすむにつれて依頼される事件の規模がおおきくなってみていくにつれてどんどんひきこまれる
NEET探偵事務所は人の心をときあかして事件を解決する
どの事件もかならず関係者が心にしまった秘密をもっていてそれを知ることで事件の謎があばかれる
「生者の声がよびよせる」とか「死者の代弁者」みたいな言葉がよくつかわれる
犯人の。あるいは被害者の心に秘めた思いをきくことが彼らの事件解決方法
事務所はヤクザとのつながりもあり裏社会事情がおおい
そのヤクザ組の男たちがなんだかおちゃめ
「おとこみがかせてもらいます!!」が耳から離れない。。。
暴力事件やドラッグ関係もかわいいキャラでなごませてる
まともにそんな現実的な社会の闇を描かれると暗い気持ちになりそうだからよかった
それでも最後の事件はかなりおもかった
悲しいことがいっぱいあって涙がでそうだった
”知ることは死ぬこと”
情報の重みは人をおしつぶすこともあると実感した
それと同時にやっぱり知らなければ解決しないんだともおもった。このアニメではよく主人公が
「おまえは知らなくていい」
といわれます。でも主人公は「このままじゃいられない。
知りたい。なにか自分のできることをしたい!」っておもうんです。そして彼は必ずなにかをなしとげる
どうしても知らなければならない。それはなにかを解決する力を得るとともに自分のなにかが壊れるリスクを負うこと。
なかなか思うところのあるアニメ
5話からはじまるヤクザの親友の因縁の話からすごいおもしろいとおもいはじめた
10話からはじまるドラッグと女の子の友達の話はすごくつらいはなし。。。でもすごく感動です