そろもんのよげん さんの感想・評価
1.3
物語 : 1.5
作画 : 1.0
声優 : 2.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
失敗作だと思います。
最終話までは、いや、最終話も観るのが苦痛なアニメでした。
平成の作品でありながら、昭和の少女漫画の様なキャラデザも好みに合いませんでしたが、背景等の作画もレベルが低かったと思います。
「つり球」は観て鎌倉に行きたくなりましたが、このアニメでは暗くて人がごちゃごちゃしてる街でした。
シナリオが悪いのでしょうが、会話のテンポが悪く、女子中学生の仲良し同士の会話というよりは、月に一度会うだけのPTAの保護者同士の会話の様で、「りょーかーい!」だけが妙にむなしく聞こえました。
最終話に至って、やっとどんな話が書きたかったのか分かりましたが、最終話に至るまでのシナリオ演出がひどすぎて、主人公の心情、その変化や葛藤が全然表現出来ておらず、全く盛り上がらない始末。
主人公がいちいちプリキュアよろしくコスチュームチェンジする必要も感じられず、バカバカしく映りました。
声優さんたちには罪はないと思いますが、シナリオが悪いせいか、さほど感情がこもった演技には思えなかったです。
わざわざ観る事はお勧めしません。