papa0080 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ティターンズの魅力
第二弾ガンダム作品
初代ガンダムのデザインも良かったが
MSが劇的にスマートで格好よくなり万人に認められた
作中は宇宙コロニー側のエウーゴ、地球主義のティターンズ、ジオン残党アクシズ
この3つの勢力の3つどもえの戦争、序盤はエウーゴ対ティターンズがメインになる
キャラクターは幼さを残した少年達、大人になりきれない大人達が見受けられる
しかし今回レビューしたいのは誤解をされているこのティターンズのこの人だ
「ジャミトフ・ハイマン」
元々地球連邦のお偉いさんで、治安維持部隊ティターンズの創立者
彼は一見、地球至上主義で非道なコロニー弾圧をさせているように見られるが
その非道な行いは実のところ側近のバスク大佐による物が多く
行き過ぎているバスクに苦言を言っている事もあった
{netabare} 何よりも彼が魅力的なのは地球至上主義を掲げておきながらそのは腹は別にある事
実は地球とコロニーの戦争によって地球を疲弊させ人類を宇宙に上げる事を考えていた
当然これは地球至上主義とは正反対な思想である
逆襲のシャアでシャア・アズナブルがしようとしていた事を彼の少々エゴ的な物でなく
それより以前に確固たる意志でやり遂げようとしていたのである
灯台元暗し、ティターンズを創立しながら別の目的を持っていたわけである
しかし作中、彼はたいした思想も持たないシロッコに暗殺されてしまう
もしもティターンズとジャミトフが健在だったら・・・
ガンダムの歴史は大幅に変わっていたかもしれない {/netabare}