maruo さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
だらしない?いえ、素敵な先輩達です! A
いきなり、舞の海に猫騙しを喰らったかのような出だしで面食らいました(若い人、表現が古くてスミマセンww)
あの予告編は何だったのだろうか・・・ww
良い意味で大変裏切られました。
でも、澪は悪乗りしそうもないキャラなのになぁ。
さて、本作は、けいおんのメンバーが卒業旅行でロンドンに行くお話しと、第2期24話の「天使にふれたよ!」ができるまでの裏話を描いた作品です。
劇場版といってもドラマティックな展開があるわけではなく、TV版と同じように、良い意味でゆる~く、だらだらと話が展開していきます。
映画で初めてけいおんを見る人は、このあくまで日常な雰囲気に馴染むことができるか?という疑問が湧いてくるくらい、いつもどおりです。ww
卒業するのは4人なのに、なぜか5人で旅行に行くあたり、やっぱり梓がいなければ軽音部の日常が描けないということなのでしょう。
実際、梓が大活躍していますし・・・、ってか先輩達梓に頼りすぎでしょ!
全く、どうしようもない先輩達だなぁ・・・と思うことなかれ。
ロンドンへ行くのと後半にクロスオーバーして、卒業する4人が梓にプレゼントをするためにいろいろと思い悩む話が展開されます。
TV版の24話につながるお話なので、TVを見ていた人の方が初見の人より感情移入できると思います。
いつもだらしない先輩達(主に唯と律か?)が一生懸命になっている姿を見ると、梓は大切に思われているんだなぁ、ということが良く分かります。
4人にしかできないプレゼント、それはとても素晴らしいものでした。
先輩達とても素敵でしたよ。