ワタ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
一区切りついたので総評
○5話まで(ヒトランダム)の感想
人格が入れ替わるという設定を使って描かれる学園青春ドラマ。
この設定上、メイン5人のキャラの、顔と名前と性格と声をいち早く把握することが必須。
5話まで観た段階で、続きが気になるという意味では今期一番ですね(原作未読です)。
毎回ハラハラドキドキ、そしてイライラもさせてくれますw
キャラに意外と重たい悩みやトラウマがあったりして驚かされましたが、
案外それは思春期にありがちなもので、結局はその人の捉え方次第なんですよね。
様々な出来事を通じての、各キャラ同士の異なる考え・感情のぶつけ合いは見所です。
しかしこの作品、どうにもモヤモヤする点があります。
それは<ふうせんかずら>の存在。人格入れ替わり現象は彼によって引き起こされるもので、
言うなれば5人は彼の手のひらで弄ばれる実験材料に過ぎない。
しかも5話では人の生死すら簡単に操れることが判明したわけで、
もうトラウマ云々言ってられないのでは?
もっと彼に対して恐怖したり、怒りの矛先が向いてもよさそうなものだけど・・・
この点は本作の主題ではないんだろうけど、だったら<ふうせんかずら>なる存在は出さずに
人格入れ替わりはただの自然現象ということにした方が良かったと思う。
5話で物語に介入しまくった以上、彼をただの舞台装置として割り切るのも難しいし・・・
まあいずれにせよ、今後の展開が楽しみです。「キズランダム」にも期待。
○13話まで視聴。総評
※まだ配信版?があるようだけど、TV放映は終了で一区切りついたので書きます。
ほぼ不満しか書いてないので、ファンの方は華麗にスルー推奨
人格入れ替わりネタで最後まで引っ張ると思ってました^^;
総評としては、いまいちストーリーに引き込まれませんでした。
結局キャラ達が<ふうせんかずら>なるものに終始弄ばれてる感があり、
更にはドラマが発生する過程を唐突に起こる怪現象一つで済ませてしまってるので
全体的にキャラの描写や積み重ねが不足しているんじゃないかと。
ギスギスした雰囲気の中で、お互いの本音をぶつけ合うシチュ自体は好きですよ。
でもキズランダムのクライマックスであろう稲葉と伊織の口論も
上述の理由で全く引き込まれないし、観ていて疲れるだけ。
てか口論シーン異様に長いし、セリフも寒いし臭いしでホント苦痛でしかなかったですw
カコランダムに関しては、また随分と駆け足で進んでいきましたね。
さんざん深刻ぶってた伊織の家庭問題があんなにあっさり解決するのは
納得いかないというか、酷い茶番劇でしたね・・・w
作画や演出も低調で、アニメーションとしての魅力をあまり感じられない。
声優の演技は悪くはないんだけど、ちょっと評価され過ぎなんじゃないかと。
特に沢城みゆきはやたら絶賛されてるけど、本作に関しては声低過ぎ&過剰演技が鼻につく。
ぶっちゃけキャラに合ってないと思うんですよねw
手放しで褒められるのは次回予告→EDの入り方ぐらいですかね。
てかED3つとも絵コンテ担当がそうそうたるメンバーですw
個人的には幾原コンテのED3が好き。曲もイントロからカッコ良すぎ。
最後に、例のドッキリ騒動の件ですが・・・・言いたいことは山程あります。
でもここで本編とは関係ない事をgdgd書いてもしょーもないのでノーコメントで。