maruo さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
私の可愛い踊り靴♪ S
主人公はマルコ・ロッシ、9歳の男の子です。
アルゼンチンに出稼ぎに行って音信不通になった母親を訪ねて、イタリア・ジェノバから、遥かなアルゼンチンまで旅をする物語です。
すぐに会えると思った母親はなかなか見つけることができず、マルコはアルゼンチン中を旅することになります。
途中、何度も辛い目に遭いつつも、優しい人々に助けられて、ようやく母親と再会することができるのです。
マルコを助ける代表格がペッピーノ一家で、一家で人形劇一座をやっています。
一家はイタリアで興行をやっていたのですが、新天地を求めてマルコより一足先にアルゼンチンに渡ります。
一家の次女フィオリーナはどこか憂いを含んだ美少女。
最初は無口で暗く何もできなかったのですが、マルコと出会うことにより少しずつ明るくなり、後半ではマルコを励ます立場になります。
レビューのタイトルは、ペッピーノ一座が良く歌う歌の出だしの一節です。
・・・と、書き出すときりがなくなるので、後は特にお勧めの回をご紹介するにとどめましょう。
第24話 待っててくれたフィオリーナ
マルコは、アルゼンチンに渡ってすぐ母親に会えると思っていましたが、見つかりませんでした。行く当てもなく途方に暮れていたマルコは、先にアルゼンチンに渡っていたフィオリーナと再開します。
第40話 かがやくイタリアの星一つ
母親を探すマルコは一文無しになり当てもなく町を歩いていました。しかし、アルゼンチンに渡る船で出会った人と再会し、イタリアの星というレストランに連れて行かれます。マルコがイタリアから一人で母親を探しに来たという話しを聞かされた客達は感激し、マルコに汽車賃をカンパします。さらに、イタリアの歌を歌いマルコを勇気付けるのでした。
第44話 フアナをたすけたい
マルコは貧しい先住民パブロと知り合って友達になります。パブロの妹フアナが重い肺炎になりますが、医者はお金が払えない人たちは見向きもしません。フアナを助けたい一心でマルコは汽車賃の全てを投げ出します。
私の書き方が下手くそなので申し訳ないのですが、どの話もウルっとすると思います。
あ、母親との再会の話は敢えて挙げていません。泣くのが確実なのでww