maruo さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
良い意味でワンパターン B
原作未読
第1期、第2期通しての感想です。
小学5年生にして180cmの身長を持つ「あつし」と、高校2年生なのに137cmしか身長がない「あつみ」の凸凹姉弟(そのうちの主にあつし)に巻き起こる出来事を描いたアニメです。
あつしは容貌は格好良いので女の子にモテるのですが、小学生の女の子の中に180cmの男がいたら、傍からどのように見えるでしょうか・・・。
そう、変質者です!
ということで、あつしは変質者に間違えられて補導されるというのがお決まりのパターンになっています。
あつしは身長が高いといっても無邪気な小学生です。
行動自体には何の罪もないのですが、結果として、担任の先生(女性)も頬を赤らめるようなことをしてしまうこともしばしばです。
このように大体基本となるパターンがあり、作品の幹となる部分が決まっている分だけ、そこを気に入った人にとっては面白く、そうでない人にとってはつまらない作品となるでしょう。
言ってしまえばワンパターンなのですが、個人的には、これが見ていてなかなか飽きませんでした。
キャラの個性(特にあつし)がかなり強力で、良くも悪くも作品全体がこの個性に引っ張られているという印象です。
また、3分という短さも、この作品を飽きさせない方向に働いていると思います。
長かったら、この個性が悪い方向で出たのではないかと思います。
非常に気軽に見ることができる作品なので、未視聴の方は他のアニメの合間にでもご覧になってみてはいかがでしょうか。