ストライク さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
金融を題材にした、面白い設定!
ノイタミナのオリジナルアニメ。
リアルタイムで2~3話を見た感想は・・・
昔見た「笑ゥせぇるすまん」を思い出しました。自分だけかな?
「笑ゥせぇるすまん」って、喪黒福造が「ダぁーーーー」して、主人公達がいい思いしたあと、必ず不幸になってた記憶がありますが・・・。
あらすじ
大学生で主人公の余賀公麿(よが きみまろ)は、突然現れた金融街の使者・真坂木に「未来を担保に、ご融資させていただきます」と言われ、金融街(謎の異世界)で、アセット(自分の資産であり、パートナー)と共に、お金を賭けてバトルします。
バトルに勝てば、現実世界でもお金が増えるが、負けて破産すれば現実世界で不幸が起きます。
不幸とは・・・例えば、子供がいたのに、破産したら子供がいない世界になってたり・・・。(すえ恐ろしい)
こんな所が「笑ゥせぇるすまん」を連想しました。
主人公の公麿のアセット(パートナー)は、真朱(ましゅ)といい、頭から弧を描いた2本の角を生やした赤い服装の少女。
外見は可愛い系。
性格は勝気で短気。ちょいツンデレ。
見てて可愛く思いました。^^
{netabare}
物語の最終は、「現在を犠牲にした先に未来はない!」と考える公麿と、「未来を得るには現在の犠牲もやむを得ない」と考える、日本を支える財界の重要人物、三國 壮一郎(みくに そういちろう)とのラストバトルです。
どちらの考えが正しいのかは、人によって変わってくる問題で、どちらも間違いではなく、正解がない気がしました。
まぁ、自分は主人公の考えに賛同でした。
今、この時を大切にしていけば、未来だって、その時、その時を大切に守っていけばいいと思うので・・・。
アセット(パートナー)は、本人の未来を形にしたものだと云われていて・・・
実は、金融街で破産し、自殺した公麿の父親のアセットも、外見が真朱とそっくりだったみたいで・・・・。
なので、公麿のアセットの真朱は、実は公麿の未来の子供か孫なのかな・・・?
ラストで真朱との別れがありますが、
そう考えると何とも云えない感情が・・・うるっと来ました。(子供を想う感情かな?)
{/netabare}
所々、難しいところがありますが、設定、世界観が今までに無い作品でしたし、毎回続きを見るのが楽しみでした。
ストーリー性のある作品、続きが気になる作品が好きな人にはオススメです。^^