偽ニュー隊長 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
シリーズ中、最も熱い(80点)
全26話。
ゲームのキャラを使ったテレビオリジナルアニメの3期。
個人的満足点:80点
アニメ系統:シリアス系魔法少女群像劇
賛否両論のなのは3期ということで、いったい何が賛否両論なのか?
それについて思うところを書いてみたい。
まずは構成が群像劇になっていることだろうか。
1期ではなのはとフェイトの物語であったし、
2期でも基本なのはとフェイトが中心の物語であった。
しかしながら、3期では、登場人物全てが主人公といった感じで
色々なキャラにスポットがあたる群像劇スタイルとなって、
なのはやフェイトの活躍の場面がかなり減っている。
そのため、1期からの熱烈なのはファンには残念にうつる部分があるのだと思う。
また、2期から10年後ということで、なのはが19歳になっている。
もはや魔法『少女』ではない。
それどころかかなり大人びているので、成人以上にさえ感じる。
(これだからロリコn・・・・)
後は2期から間が開きすぎているってことだろうか。
このあたりが否定的な意見が出てくる原因かと思う。
逆に最高だという部分については
シリーズ中もっとも熱い展開。
ストーリーのテンポのよさ。
より魔法少女バトル物へのシフト。
キャラの心理描写がより丁寧に。(尺が長くなった分余裕があったのかな?)
群像劇スタイルをとることにより自分好みのキャラに感情移入しやすい。
よりSF的な組織がからむ舞台設定。
この辺りで好評価を得ているのだろうと感じる。
個人的には上記全てを受け入れた上で、すごく熱くなれたし、感動も十分だった。
さらには3期を観た後なら2期はより良い物に感じるのではとさえ思う。
1、2期のしっかりした土台があればこその3期。
3期で感動を味わったからこそ、より、1、2期が生きてくる。
そういった作りになっていると個人的には思う。
残念な部分はちょっとキャラが多すぎでパッとしないキャラが
いたことだが全体的にはかなり満足な出来だった。
なのはシリーズ未視聴の方は長丁場ではあるが3期までを視野に入れて視聴していただきたいところ。
と、まあ、個人的には結構気に入っているのだけれども
つまり、何が言いたいかというと
ヴィータちゃん可愛いよヴィータちゃん
■個人的名シーン
{netabare}
第25話のヴィータちゃんがコアを破壊するシーンも捨てがたいが、
やはり、第23話スバルとギンガのバトルでスバルの意識が
飛んでいるときのマッハキャリバーのシーンを推したい。
マッハキャリバーが一人で動き、意識の戻ったスバルに話しかけるシーンは胸が熱くなる。
最後の
「all right buddy」
が最高の一言だった。
{/netabare}