ローズ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
衰退は人類しました
人類が衰退しつつある世界で、人間に変わって妖精さんが台頭してきた。
調停官の仕事をしている「わたし」を中心に描かれていて、少しブラックな要素が入っている作品。
2話単位でまとめられてる事が多いので見やすいのですが、時系列がシャッフルされています。
一度観ただけでは確認できないかもしれないので、二回以上観ましょうw
作品に登場するのは、本音が出ると腹黒い性格が露呈する「わたし」、無表情で何も話さない「助手さん」、お菓子が大好きで現在の地球で人類と入れ替わった「妖精さん」。
特に「妖精さん」デフォルメされて、ほとんど同じ顔です。
そして「わたし」の心の声が……ブラックです^^;
固有名を出さないのは、視聴者側のイメージを膨らませるためではないでしょうか。
ヘタに名前を付けてしまうとイメージが固まってしまいます。
視聴者側にボールが投げられたと考えてもいいかもしれません。
1・2話の鳥(肉)のストーリーで視聴するかどうかを判断したほうがいいと思います。
かなり奇天烈なストーリーなのですが、観る人によっては嫌悪感を持つかもしれません。
OP曲
「リアルワールド」
歌 nano.RIPE
ED曲
「ユメのなかノわたしのユメ」
歌 伊藤真澄
OP曲は個性的な声のボーカルとドラムのタンタンという心地いい音が印象に残る曲。
ED曲は優しい声を使った、ゆったりとした雰囲気の曲。
ブラックな要素が好きな人や可愛いキャラ(妖精さん)など、個人によって色々と受け止め方が違います。
あらためて自分はブラックな話が好きだと再認識してしまう作品でした^^;