ローズ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
青年でも幽霊でも未亡人でも恋がしたい!
花屋の店長・島尾六花(しまお ろっか)、アルバイト店員である葉月亮介(はづき りょうすけ)、六花の亭主であった故・島尾篤(しまお あつし)の間で起きている三角関係の物語。
お酒を飲んで嫌な事を忘れる事や自分が亡くなったのに女房に対して未練タラタラな事など、
かなり消化不良の部分があります。
何も解決しない行動だったり情けない性格だったり、誰かに喝を入れてもらわないといけないですね。
幽霊や絵本の中の世界などファンタジー要素があります。
篤によるワガママな場面なのですが、幽霊という存在自体の設定を考えれば何とかなる・・・・・のかな^^;
理解しにくい箇所という事は否定できません。
二人の男性陣によって一人の女性を巡る恋愛物なのでドロドロした感覚になると思っていたのですが、
物語の展開としてはキレイに進んでいきます。
男性陣の個人的な想いを押し付ける話と考えるよりは、
六花の揺れ動いている想いや心境などを表していると考えたほうが合点がいきます。
六花の髪型がショートヘアでもベリーショートでも美人は美人で変わりません。
容姿だけでなく性格も含めての感想なのですが^^;
夏雪草(セラスチウム)の花言葉・・・幸福、才能、思いがけない出会い
ランデブーの意味・・・男女が会う事、デート
2つの単語を組み合わせたタイトルだと思います。
どの意味を選択するのかは、受けて次第でいいと考えます。
(出会うという事は共通していますね^^)
OP曲
「SEE YOU」
ED曲
「あなたに出会わなければ ~夏雪冬花~」
恋愛要素の多い作品のためなのか、両曲ともバラード調の曲です。
個人的には、歌い上げる感じがでているED曲のほうが好みです。
ラストシーンはかなり駆け足になっているので、その場面だけは注意したほうがいいかもしれません。
最後まで視聴した人にとっては関係ない事なのですが。
恋愛に正しい回答を求めるには無理があります。
趣味・嗜好・好みは、人によって違いが大きいです。
だからこそ、色々な人と接して多様な考えや性格を知る事が大切な気がします。
恋愛論を語れるほど自分の人間ができていないのは分かっているのですけれどね^^;