Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
炎よ・・・燃えろ・・・燃えて・・・あの子の未来を・・・照らしだせ・・・(T_T)
この作品はこれまで2巡してきたのですが、何故かレビューを書くことなく今に至ってしまいました・・・^^;
今回3巡目の視聴でレビューを記載します。
この物語は、第1次世界大戦後のヨーロッパ・・・ソビュールという架空の王国が舞台となっています。
そして、この作品のヒロインは綺麗な金髪と碧い瞳・・・そして人形の様に容姿を持つ「ヴィクトリカ・ド・ブロワ」です。彼女は、聖マルグリット学園にそびえ立つ図書館塔で、一人本を読む生活を送ってきました。
そして、この聖マルグリット学園に日本からの留学生として、主人公である久城 一弥(くじょう かずや)がやってきます・・・
そして、縁あって久城とヴィクトリカは出会い・・・小さな物語の歯車が回り始め、やがて、大きな渦となって二人にのしかかってくるのです・・・二人が大きな渦に対してどのように抗うか・・・私にとって片時も目が離せない作品でした^^
まず・・・ヒロインのヴィクトリカが可愛すぎます(//∇//)
外国の可愛いお人形さんが、そのまま生命を吹き込まれて動いているかのような容姿・・・頭脳明晰で毒舌家で天邪鬼だけれど、寂しがり屋で・・・でも、前を見据えた瞳はどこまでも真っ直ぐで・・・
彼女は久城と出会い・・・色々と成長していくのですが、その成長の様を見るのも楽しいものです^^
ヴィクトリカのキャラの良さに拍車をかけているのが、CVである悠木碧さんの熱演です^^
原作では「しわがれた老婆の声」という設定でしたが、悠木さんで良かったと思います^^
ヒロインのヴィクトリカ同様、背はそんなに大きくないのですが、迫真の演技は凄いの一言です^^;
私は、この作品でCVさんの熱演で感涙する・・・という事を体験しました^^;
そして、「ヴィクトリカ・ド・ブロワ」の母親である「コルデリア・ギャロ」・・・彼女の存在も物語の中で重要なピースとなっているため、目が離せないキャラでした^^
母としての強さを終始持ち続けた彼女ですが・・・CVが沢城みゆきさんなんですよね^^
もうこれは気にならない訳がありません^^;
物語の終盤・・・彼女の言動には3巡目でも涙が止まりませんでした(//∇//)
子を想う母の気持ち・・・母を想う子の気持ち・・・
この気持ちは何があっても決して揺らぎません・・・
家族の絆・・・と言うにはあまりにも二人の時間は短すぎました・・・
でも、それだけに一気に燃え上がるような絆を感じさせて貰えた作品でした^^;
ジャンルは「推理」との事でしたが、推理モノとして見るより型に嵌めずに視聴した方がより楽しめる作品だと思います。
2クール全24話ので、1つの事件を短編として構成されたこの作品は、私にとって1話見たら止まらなくなる類の作品でした。
お気に入りの作品です・・・是非また視聴したいと思います^^