ぱんどら さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
昭和の時代感が溢れる作品
ジブリ作品の名を掲げるには力不足な感じは否めませんが、作品自体は決して悪くはありません。過去のジブリ作品があまりに名作ぞろいでどうしてもハードルがあがってしまっているのがちょっと不憫かな。
時代は昭和。学生運動などが盛んだった時代が舞台のようです。この映画の主題歌である「さよならの夏」にも出てくる"古いチャペル"
学校の敷地内にあるチャペルの取り壊しが決まってしまい、それを守るため学生たちが奮闘するお話しです。
また、二人の男女にスポットがあたっており、彼女たちの恋も物語と同時に進行。少し「耳をすませば」に似た感じでしょうか。
凄く昭和のノスタルジーを感じられる作品でしたが、視聴後は少し物足りない感じがありました。キャラクターたちの個性を十分生かしきれていない感じがしたのもやや残念。
ジブリ作品だという概念を取っ払って見れば楽しめるのではないでしょうか。