ワドルディ隊員 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初に見たガンダム作品
このアニメは、コズミック・イラと呼ばれる
架空の紀元をベースとしたガンダムアニメだ。
そのため、ガンダム作品の中では
アナザーストーリーの位置付けとして設定されている。
おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
主人公キラ・ヤマトは、中立国オーブのコロニー・
ヘリオポリスで平和に暮らしていた。
だが、このコロニー内で5機のMSの開発と
新造戦艦の建造が極秘裏に行われていたのだ。
そこに気づいた、ザフトのクルーゼ隊は独断で
MSを奪取しようと試みる。戦場へと様変わりした
コロニーから、逃げ惑うキラ。偶然にも、
MS工場へと辿り着き、連合兵とザフト兵の激しい
銃撃戦を目撃する。その中に、幼少の頃の親友
アスラン・ザラがいたことを知り困惑してしまう。
このアニメが良いと感じたところは、
キラの心の葛藤に焦点を当てていた部分。
フリーダムを手に入れてからは、そのシーンが
少なくなったように感じる。まあ、仕方なかろう。
反対に、良くないと感じた点は、
キラがフリーダムを手に入れてから定期的に
行われるコクピットを狙わず、戦闘力のみを奪う戦法だ。
特に、アラスカ基地のシーン。
あれでは、火に油を注ぐだけではないか。
むしろ、一切攻撃しないほうがましだと思う。
これに関しては、漫画版の方がよいと感じるので
違和感を感じた方はそちらを読んでもらいたい。
自分が最初に見たガンダム作品なだけあって、
結構印象に残ってるのは事実だ。
個人的にはラウとプロヴィデンスガンダムが一番好き。
ガンダムを知らない人が
「ガンダムがどのような感じの作品か知りたい」と
思った場合、私ならこれをあげるであろう。
最近の人なら、この作品のほうがよいと思う。
無理に1stを見てもつらいだけだと感じるからだ。
追記:2012年に投稿したが、当時はあまり
本腰を入れていなかったということもあり
修正。こんな拙いレビューにサンキューを
押してくださった方、本当にありがとうございます。