suzuki さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
興奮したり、一緒に歌を口ずさんだり!!感動のFinaleをありがとう!!
自分にとって心のアニメです。
夏アニメというより2012年の最高傑作じゃないかな(まだ早いか)。
【ストーリー】
合唱がテーマと思う人もいるかもしれないけど、その実5人とその周囲の人間たちの話をコミカルに描いた人情物。
日常に歌をはさむという感じなので、けいおんやアポロンというよりは「サウンドオブミュージック」って印象。家族の話もがっつり絡んでくるのでそれだけテーマ性や共感できる部分も幅広いです。
ちなみにストーリーは2話構成で進んでいきます。ここで各エピソードごとに評価していきます。
1・2話(来夏回)→80点 好スタート。2話で終わってもいいくらいまとまっています。
3・4話(田中回?)→90点 コンドルクインズとの演奏がファンタジー感を醸していて非常に心地よいエピソードです。
5・6話(和奏回)→神 感動エピソードです。神過ぎて一端ピークを迎えます。
7・8話(紗羽回)→85点 笑えますが、熱いエピソードです。ちなみに江の島はリアルでも馬が路面を歩くようですね。
9・10話(ウィーン回)→?? 評価不能です。脚本が横手さんに変わったということもあり、かなり毛色の違うギャグストーリーになっています。
11・12・13話(クライマックス)→もはや何も言うまい。
【作画】
BDを買って上映会という名の布教活動をしたのですが、作画に関しては不評でした(ストーリーは好評でしたけど)。目の肥えた人たちなのでしょう。自分もPAにしては相対的に作画は落ちる印象です。
【声優】
合唱のために用意されたとしか思えない布陣ww
実際の演技も非常にキャラクターを演じきっていたと思います。
【音楽】
何事も人から音楽は奪えません。
まひるの死でも、和奏から親子二人の音楽は奪えなかったみたいですね。この作品のストーリーによって、一つ一つの音楽映えます。
声優たちが本編で歌う挿入歌やEDはもちろんのこと、疾走感のあるOPも好きです。
【キャラ】
長々と書いてしまいましたが、この作品の一番の魅力はキャラです。序盤は没個性の面々に感じますが、逆をいえば記号的でないということであり、徐々に味がでてきます。例えば和奏は最初は何でも受け付けない人に見えますが、実は押しに弱い人かったり、色々な一面を見せてくれます。過去エピソードでバックボーンを知れば、なるほどと思わせてくれ、非常に丁寧に描写されています。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
言いたいことは言い切りませんが、蛇足な気がしてきました。実際に気になった人は見てくれればと思います。