かしろん さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
相変わらず話が分からない
大罪武装がホライゾンの感情を基に作られたと知った武蔵アリアダスト教導院総長連合総長兼生徒会会長の葵・トーリはそれらをすべて回収しホライゾンに返すと宣言。
聖連と相対することとなる。
自害を宣告されていたホライゾンの奪還、及び"悲嘆の怠惰"の回収に成功した武蔵は英国との共同を図るべく英国に向かうが、その道中を三征西班牙が強襲する。
武蔵、トーリ、ホライゾンのこれからや如何に。
ラノベ原作。未読。昨年10月より放送された境界線上のホライゾンの続き。
1期に続き、1回見ただけでは全く内容を理解出来ない作り。
理解させるための説明入れてダレる時間を作るくらいなら、ガンガンに動かしていく戦闘と見た目の派手さで理解しなくて良いから楽しんでくれ、という清々しいまでの徹底っぷり。
多彩なキャラに多用される専門用語が飛び交う中、同時に行われている戦闘をぶつ切りに目まぐるしく場面転換していくので余計に分かりづらい。武蔵の予定航路や現在の戦闘状況をセリフとともにCGとかでポンと入れてあげるだけでかなり変わると思うんだが・・・
物語の細かな流れも相変わらず。屁理屈や小理屈を並べて既成事実を作り上げてどうにかしてしまいましょうって感じ。武蔵と他国の力関係や其の立場上そうせざるを得ないのだが、ここを面白いと思えるかどうかで見方が変わる内容である。
OPは1期同様茅原実里が歌う。作詞作曲も1期と同じでイントロに1期OPTERMINATEDを思い起こさせる部分があり思わずニヤリとさせられる。サビも印象に残りやすくノリも良い。
”見た目の派手さ>理解”の徹底がアニメーションの作りとして良いのか悪いのかが判断しがたい。
公式HPで用語のフォローがなされているが、原作未読でネットも見ない人を突き放すようなやり口が増えないと良いなぁ、とは思う。
物語の評価が低いのはそこを含めて。