退会済のユーザー さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
近いから言いづらい・・・でも伝えたいことがある。
雨でもないのに空から滴が落ちてきたらご注意を^^;
◆この作品の内容は・・・
舞台は瀬戸内海にある小さな島。
主人公のももは父親を亡くし東京からこの島に引っ越すところから物語は始まります。
しかしももの住む家に3匹の奇妙な妖怪達が勝手に住み着いて・・・。
ももの父親が亡くなる直前に書こうとしていた手紙を基にストーリーが展開する『いま、いちばん大切にしたい、家族の愛の物語』です。
◆父親が最後に残したももへの手紙・・・
ももの父親が亡くなる直前、ももは父親とケンカをしてしまいました。
そしてそれが最後。
ケンカしたまま、ももの父親は亡くなってしまいました。
ももはその事をすごく後悔したまま引きずっています。
父親の死後、もも宛ての手紙を見つけるのですが、その手紙は書きかけで書いてある内容は『ももへ』の一言だけ。
ももの父親はその手紙になんて書こうとしていたのか?
これがこの作品のテーマ。
普段身近にいる時にはその人の大切さが気づきにくいものですよね。
その人がいなくなった時に初めて気がついてしまう、そういう話をよく聞きますよね。
『近いから言いづらい・・・でも伝えたいことがある』
大切な人へ想いを伝える、それがどんなに難しい事か・・・。
家族や友人との何気ない平凡な日常のやりとりが、実はとても大切なモノだった、そんな事を考えさせられるテーマでした。
◆声優陣は・・・
宮浦もも : 美山加恋
宮浦いく子 : 優香
イワ : 西田敏行
カワ : 山寺宏一(エヴァンゲリオンの加持リョウジ)
マメ : チョー(ワンピースのブルック)
◆総評・・・
お話自体は良かったと思います。
盛り上がる所は盛り上がりますし・・・。
しかしながら、楽しめたアニメ?と聞かれると微妙な内容でした。
ももは3匹の妖怪達と関わり合い、かなりドタバタした日常を過ごします。
妖怪達はインパクトがかなり有り、何をしでかすかわからないような困った妖怪達なのですがどことなく憎めない^^;
この妖怪達が引き起こすドタバタぶりに笑える場面もあるのですが、どちらかと言うとちょっと呆れたような笑い┐(;´∀`)┌ヤレヤレショウガナイヨウカイタチダナー
本筋は温かいお話で心にグッとくるモノはあるのですが、話が薄いというか感動も薄い、そんな印象のまま終わってしまった作品でした。