チョビ髭 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
実写パト!?つまんねーことすんなよっ
パトレイバーは日常空間に異分子(兵器<ロボ含む)が入った時、生まれるであろう緊張感を演出したくて制作されたとか。
ヘッドギアと呼ばれる、ゆうきまさみ(原案および漫画)、出渕裕(メカニックデザイン)、高田明美(キャラクタデザイン)、伊藤和典(脚本)、押井守(監督)
が作品の指針を練っている段階から参加しているため漫画、OVA、MOVIE、TVアニメ、ライトノベルと展開しましたが、それぞれの媒体スケールにあわせてもイメージに大きな誤差が生まれず寧ろパトレイバー群として見たとき補間しあっていると感じます。まぁ個人の思い入れなどで細かく言えば色を見て取れますが。
そんな傑作に実写を加える?ありえないでしょ(怒)
初期OVAはスポンサー(玩具)が当初つかなかった事で制作されたプロモーション的役割がありパトレイバーの導入口としても優れているかと思います。
イングラム(主役機)のデザインに関してうろ覚えですが作品中「趣味の世界だねぇ」といった発言ありますが、市場のニーズと描きたい内容に開きがあるというメタ発言とも取れるシーンは、確か本作だったかTVアニメだったか。
そんな制作者側の葛藤か押井監督の暴走かMovie2ではほとんどレイバーの活躍はなく主にTVアニメとその続編、後期OVAで描かれることになります。初期OVAはそんな映画シリーズとTVシリーズの両面を見ることできたかと。
「二課の一番長い日」#5#6
この中で描かれているシーンに映画「けんかえれじい」からのオマージュがあるのですが、ということは事件は二・二六。ならばMovie1は・・・ということ?
ま、政治思想や歴史解釈が本作の本題とも思えないのでスルーしますが、ネタがネタだけに緊張感あるエピソードに仕上がっています。逸品。
うる星やつらTVアニメ (1981年-1986年)
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー (1984年)
天使のたまご (1985年)
めぞん一刻 (1986年-1988年)
パトレイバー初期OVA 1988年4月-1989年6月
パトレイバーMovie1 1989年7月
パトレイバーTV 1989年10月-1990年9月<<互換性有り>>後期OVA 1990年11月-1992年4月
パトレイバーMovie2 1993年8月
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年)
パトレイバーMovie3及びミニパト 2002年3月
漫画 1988年-1994年
ライトノベル いろいろ出てますが未読
実写パト!?つまんねーことすんなよっ(まとめ)
初期OVA
http://www.anikore.jp/review/297175/
Movie1
http://www.anikore.jp/review/584130/
TVアニメ
http://www.anikore.jp/review/584144/
後期OVA
http://www.anikore.jp/review/584156/
Movie2
http://www.anikore.jp/review/584163/
Movie3(XIII)
http://www.anikore.jp/review/584180/
ミニパト
http://www.anikore.jp/review/584184/