癒しフランキー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
2話目視聴済!!毎週更新!!=今期最大級の注目作品!!
【フランキーの心のままの手記12.7.13】
ノイタミナ枠は素晴らしいアニメが
沢山放送されるということを、
このあにこれというアニメを愛する仲間たちが
集まる場所で、皆さんに教えていただきました。
「面白かったら嬉しいな。」そんな気持ちで
この『夏雪ランデブー』のBD録画を
前情報はただそれだけで挑みました。
物語が始まった瞬間から私は心を奪われました。
今まで100作品以上アニメ作品を拝見してきて、
何度も登場し、好きになった声が聴き取れたからです。
主人公葉月は中村悠一さんの声でした。
花の鮮やかな美しさを表現それた美しい
アニメーションに感動してしまいました。
そして、また私は感激のあまり、涙が出ました。
葉月の通っている花屋の店主六花の声が大原さやかさん
だったからです。いつのまにかあの演技力の高い、
色んな表現力をもった大原さんの声だと
はっきり理解できるようになっていたこと、
また大原さんの声を聞くことができるんだと言うことに
感激だったのです。
この先、この作品がどんな結末を迎えようとも、
この感動だけでもこの作品に出会えて
私は仕合せ者だと感じました。
後に調べると原作は漫画であるということ。
しかも全4巻なのだそうです。
この作品はまず、あえてアニメ作品を見てから
原作を購入してみようと思います。
私のパターンではいつもとは逆です。
どんな感じ方になるのか…それも興味あります^^
【おおまかなあらすじ】
どこか焦燥感のある主人公葉月。
目が銀魂の銀さんのように死んだ魚のような目をしている。
でも焦燥感とは逆に葉月はとっても不器用な奴のようで、
思いを寄せる花屋さんの店主六花にできるアプローチが、
花を買ってつり銭を受け取るという情けないモノ。
本人もそれを自覚。葉月の部屋は六花から買った
お花の鉢植えが、葉月自身で全部世話しきれるのか
心配になるほど沢山置かれていて、
その景色だけで葉月がどれほど
六花に恋心を抱いているかがわかる。
(詳しくは葉月の心理描写を…。)
そんな先に進めない葉月に、
恋のチャンスが与えられるかのように
六花がアルバイト募集の張り紙を張る。
と、ここまでがOPまでのあらすじ。
【物語2話目の感想】
{netabare} 篤と六花の過去のお話が。
篤の心理描写もあった。
六花の心理描写もあった。
凄く思ったことがある。
やっぱり、死んだら現世に残るべきじゃない。
死んだ後も、もし六花が篤が傍にいることを
知ったとして、六花は心底喜ぶとは思えない。
生きているときにかけた、
篤の言葉は一体なんだったろうって…。
意味を成す物に成り得るだろうか?
そこに疑問が集中してしまう。
ただ、傍にいるだけでってのは篤自身の一方通行な愛だけ。
愛する人の為に…という心の向け方は
『ただ傍にいるだけ』しかできないのだから。
それを六花が知った時…。そう思うと涙がでてしまった。
きっと六花は悲しむだろうなぁ。
それなのに、子どもじみた篤の葉月への嫌がらせ…。
その行動は六花を裏切る行為なんじゃないのか…?
篤が死んでから、本当に計り知れないほどに
六花は寂しかったのに…。
でも…六花そう思わないように
一生懸命生きてきたのに…。
それとも、篤には思惑があるのか…?
死んだ人に、現世にいる以上は魂に罪は無いとして、
それでも、明らかにこれは…怨霊に近いものがある。
そうなって欲しくは無い。
六花を好きで堪らない葉月の気持ちが本当に切なかった。
2話まで見て、篤が葉月に六花を託す気持ちになれたとき、
このお話は初めて温かい色に染まっていく気がする。
そう信じたい。
店のお花はこの3人の心をただ健気に見守っているだけ。
お花が3人を応援している…。そう思えたフランキーでした。
3人ともが辛いままなのはやっぱり切ない。
葉月を応援したいし、六花も応援したい。
そして、私は篤に手を合わせて願以此功徳を祈りたい。
あと、篤よ…アンポンタンっていうのはどうだろう?(苦笑)
{/netabare}
【物語1話目の感想】
{netabare}葉月の心の中身を細かく描写する
中村さんの台詞があって、
葉月がどういう人間なのか、
どんな心の持ち主なのか、凄く良く理解できました。
そんな心理の描写が物語の進行と共になされていくので、
そこに注目しました。きっとこの表現方法があるからこそ、
このお話で一番面白い部分の絡みが用意されているんだなと
感じました。
その一番面白い絡みとは、
こちら⇒{netabare} 何の因果か、葉月にしか見えないという、六花の旦那の幽霊である篤との絡み。{/netabare}デス!
これがあるこその心理描写なのだなと確信できました。
自分の中で気づいたのが、葉月は昔の私の思い癖や性格、
考え方に、良く似ているということ。
だから最初から葉月が考えていることや、
次何を言おうとするとか少しわかってしまい、
笑えてしまいました。
私もきっと六花さんのような女性に出会っていたら
葉月のように、同じようにきっと恋していたと思います。
六花さん可愛いです(///ω///)ラーメン食べる姿も、
涙を流す姿も、愛しかったなぁ。2012.7/13{/netabare}
【作画】
作画もお花の鮮やかな色、雨の美しさ、
人の動き本当に素晴らしかったです。虹の綺麗さも必見。
【音楽】
雨の音、バックミュージック音楽も全て
作品と融合して一つの世界が出来上がっていました。
OP曲はまたしっとりとしたラブバラード。
優しい声で、メリハリのある歌唱で素敵な歌でした。
『SEE YOU』松下優也
ED曲もまたしっとりしたラブバラード。
憂いがあって伸びのある歌唱で、
切ないけれど、素敵な歌でした。
『あなたに出会わなければ ~夏雪冬花~』Aimer(エメ)