ともか さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
様々な受け取り方ができ、解釈を各個人に委ねる作品です(・ ・;ゞ
夏の物話なので、録画してからこれまであえて観ないでいました。
夏になってから観れば雰囲気倍増でGood!と、何となく拘ってしまいます^^;
この作品は、物語の進展が非常にゆっくりw
かと思いきや、ラスト2話で急展開!でした。
ギャグは申し訳程度にあるけれど、
ぶっ続けで観ようとしたら多分飽きると思います。
6話頃まで来てようやく、
本格的に各キャラの心の描写がされていました。
「退屈だけど結末は気になる」と思った場合は、
ここまで耐えて観ることをお勧めします。
この作品の中で、私個人的に特筆する点は、
各キャラの恋心の心理描写の良さです。
{netabare}主人公とその相手以外のキャラはみんな片思い状態。
Bちゃん⇔A君←Cちゃん←D君←Eちゃん… といった具合で、
みんな結構複雑な関係ですw{/netabare}
11話・12話は急展開すぎる上に、
いろいろな解釈の仕方がありすぎる感じで、
私はちょっと困りました(汗)
キャラは最後まで顔と名前が一致せず。
いや、私の覚えが悪すぎるだけですねww
作画は美麗ではありませんが、目に優しい感じです。
音楽は印象に残るほどのものではないけれど、
夏に聴くと何となく雰囲気がありました♪
ここから後は書く事のほとんどがネタバレなので伏せます。
※あくまでも私の個人的な感想です
{netabare}ので、不快に感じられた方も、どうかお許しくださいm(_ _;)m
まず、「あの夏で待ってる」というタイトルの意味が、
私には最後まで理解できませんでした。
「絶対に会いに行く」と主人公のほうから言いながら別れてたし。
それで、地球に残るの何の言って、
連れ戻し(=助け)に来た追手たちから逃れながら必死で抵抗してたけど、
結局、最後は捕まってしまう。
いくら帰りたくないからと言って、
助けに来てくれた者たちをやっつけてしまうというのも如何なものだろう?
せめて、追ってくるのを悪者か何かにしておいてほしかったです。
これって何というか、「かぐや姫」のようなものなのでしょうか?w
「抵抗したけど残念無念、星へと帰りましたとさ。おしまい。」
みたいな感じにも取れてしまいました。。
映画のほうは「未完成版」というかたちで終わったものの、
後の年に、残されたこの映画を後輩たちも観ていた。
その中で、【「また」壊れちゃったんですか!?】という
主人公のものと思しき発言が印象的だけど、
これまた一体どんな意味があるのだろう?
ちょっと、多くの点で解釈を個人に委ねすぎではないでしょうか?
すると各個人によって様々な結末になるってことなのかなぁ?
そんなこんなでいろいろ考えてみたけど、私にはよく解りませんでした。
その「いろいろ考えてみる」事に意義があるのかもしれませんが、
ぶっちゃけ、バカの私はこの手の作品は苦手です…(苦笑)
自分に合わなかった、ってことでご勘弁を。{/netabare}
このレビューを今読んでくれている方の中で、
この作品をすでに観た方にお願いです。
結末部分の解釈を、あなたの個人的な考えで良いので
是非とも私のメッセージボードに書き込みをお願いしますm(..)m