ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
1話を見て
放送中につき点数は未評価
別冊少年マガジンにて連載中の漫画のアニメ化
「勝手に改蔵」や「さよなら絶望先生」の久米田康治が原作
作画は「とらドラ!」のイラストレーターで有名なヤス
落語を題材にしたアニメというよりは
落語家の女の子たちの楽屋トークがメインの
会話劇アニメのようですね
一話は冒頭の自虐的なアニメ化のネガキャンに始まり
まさに360度どこからクレームが来てもおかしくない
きわどい社会風刺ネタに終わる
なかなかに強烈な久米田節全開アニメですね
絶望先生の連載が終わって物足りない分
しばらくこのアニメから久米田分を摂取しましょう
やっぱり巷ではラストの「返せ~」が話題になっているようですが
一話の中で一番面白かったネタは三味線のくだりでした
{netabare}
犬派か猫派かという話の流れを受けて
めがね「音だったら犬より猫でしょ」(三味線の撥を持って)
きぐるみ「音?」
めがね「だって犬は練習用じゃない」(三味線を鳴らす)
きぐるみ「練習?」(想像の中で犬とフリスビーの練習)
きぐるみ「芸の練習ってこと?」(窓の外には猫の怨霊らしきものが沢山)
めがね「そう、芸の練習」(三味線を弾きながら)
きぐるみ「ああ、うちの犬ちっとも芸しなくて
芸の練習させるために今度連れてくるね」
めがね「!?」
めがね「ふふ・・・いいの?」(悪そうな顔で)
一堂ドン引きの中一人首をかしげるきぐるみ
どうやらきぐるみちゃんは
高級な昔ながらの三味線には猫の皮が
安価な練習用には犬の皮が使われている
という事をご存じないようですね
きぐるみ家のわんちゃんの運命や如何に!?
{/netabare}
この一連の流れ
一方または両方が言葉の意味を勘違いし
一見かみ合っているようでまるでかみ合ってない会話
これは大昔からある落語の古典的手法の一つですよね
このアニメ「落語と全然関係ない」なんて言われていますが
江戸時代から連綿と受け継がれている落語の精神は
作品中にはっきりと受け継がれているんじゃないでしょうか?
閑話休題
EDにはヒャダイン+ももクロの組合せ
モーパイのときは半年間ずっと違和感がありましたが
こういうアニメとはすごく相性がいい気がしますね
ということで視聴継続しますn(・x・n