ぼん@百合人 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
君は、こんな青春おくれたか??(最終回視聴後追記)
もとからの期待もありましたが、これはすごい・・。
2話のラストで、「これは期待どおり、いや越えたな。」と思いました。
母の死をキッカケに、音楽から離れた和奏(わかな)。
失敗しても音楽を諦めたくない来夏(こなつ)。
自分の夢を追いかける紗羽(さわ)。
笑ったり、悩んだり…。
どんな時でも親友がいれば、きっと。
高校生活最後の夏に、夢をあきらめず懸命に走り抜ける。
これ特にすごいのは、
・恋愛に偏らないストーリー
・リアルな作画(花咲くいろはでもおなじみ)
・音楽にひきこまれる
ですね。
あとにも書きますが、音楽がメイン。特に合唱。
挿入歌や、合唱など、声優さんの本気がすごい。
聞いていて感動する。もう一度聞きたいと思える。
これって、すごくないですか?
合唱だからでしょうか。
中学、高校での自分自身と重ねながら聞いてしまいます。
「私は○○が好きなんだ、諦めたくない」
この気持ち、大事にしたいですね。
キャラとして、ウィーンと大智という男の子がいたので、普通に恋愛系か?と思ってましたが…違った。少し淡い恋心の描写もありますが、友情メインとなっています。
物語の核として、「音楽」があります。学校に元からある声楽部とは別に作った合唱部。いろいろな困難を乗り越えながら、最後の夏を盛り上げていきます。
今年最後の夏ということから、メインキャラクター達は高校三年生です。
夢があやふやだったり、とても難しいことだったり、たくさんの悩みがある時期だと思います。
最終回への過程で、キャラ達が抱える悩みや過去、夢への壁が明かされ、それをどう乗り越えていくのか。結果としてどう成長し、どのような道を歩んでいくのか。
自分と照らし合わせながら、見てみるとより引き込まれるはずですよ。