maruo さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あの坂はいつでもそこに A+
原作未読
ジャズ、恋愛、友情が絡み合う青春ストーリー。
ジャズがテーマということで、開始前から期待していました。
演奏シーンは、「薫のピアノを松永貴志、千太郎のドラムを石若駿が担当し、まず演奏シーンの音源を収録。同時に、10数台ものビデオカメラが彼らを取り囲み、さまざまなアングルから撮影し、その映像を編集したものをベースに作画を行う、といった手の込んだ方法を採用している。」とのこと。
実際見てみて、まあ動くわ動く、音とのシンクロもばっちり、本当に演奏しているかのようなアニメーションです。
作画スタッフの方々には敬意を表したいと思います。
勿論、作画の点数は最高点付けますよ。
作品全般について言えば、恋愛、友情がメインテーマで、感情の表現手段のとして言葉の代わりにジャズが非常に重要な役割を果たしている、という作品だったと思います。
第7話は3分以上のセッションが非常に見応え、聴き応えがある回です。
(にわかで言うのも何ですが)アニメ史上に残るんじゃないかとさえ思います。
{netabare}
最終回は、恋愛は想い出に、友情は永遠に、とでも言いたげな回でしたね。
2人でセッションし、2人で逃げる。あの時と同じなんだ。
{/netabare}
私の中では今期1番のアニメでしたが、今後の余韻次第によってはこれまで見た中でも上位になるかも。