退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
京都迷宮案内、コナン第七作
京都ということで、ミステリーとしてこれ以上ない舞台。
平次がほぼ主役というべきなのですが、何故か新一も登場。
CGを使った迫力あるバイクシーン、真剣を使ったアクションシーンが見せ場の一つですが、かなり無理があります。事件自体がスケールが小さいので、こういう華がないと相当地味な作品になってしまうので致し方ない。
ミステリーとしてはごくごく平凡ですが、話としてはよく纏まっているし、平次が大いに活躍する点はやはりなんだかんだで面白い。お宝の地図に関しては京都の事を知らなければ全くもって分からないわけですが、あれね、依頼せずに自分でなんとか探せよって言いたかったですね。当人であればきっと頑張ればなんとかだろーあれは。しかも犯人の動機が一部ありえない・・・と言いたくなるのはお約束。まぁむしろメインディッシュは平次と和葉の絡みであって、大体オチも読めてしまうんだけど良い。蘭の切ない想いもよく伝わってきた作品であります。劇場版にしては淡々と物語が進む向きもあるが、おちついて心地よく見れたのでぼちぼち良い作品だったのだな・・・と思う。