若神アキラ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
LUPIN the Third ~峰不二子という女~ 第13話(最終話)「峰不二子という女(後篇)」 を迎えて
『『不二子ちゃんの生い立ちが、遂に明かされますた!!』』
と"ミスリードされる描写"がお見事で、最終話視聴までまんまと騙されてしまいました。
なんにせよ
"謎の女 峰不二子"
の通り名が無事に守られたのは一安心です。
さて、この作品を語る上で
『声優さん交代劇』は避けられないワケで、個人的には
「「沢城みゆきち@不二子ちゃん」」は 文句無しのお楽しみ要素。
ただ、終わってみた印象は"無難にこなしたかナ"といったカンジ。
予想以上に良かったのは「浪川@五ェ門」
そして、異様にカッチョ良くなりすぎな「山ちゃん@とっつぁん」
「とっつぁん」に関しては、通常のルパンシリーズでの印象が180度変わるレベル!
今後の「金曜ロードショー ルパン」に このキャスティングが活かされるかはわかりませんが、また見てみたいモノです。
最終話視聴に関しては、まず
『"語り口調のオープニング"も これが最後か・・・』
と感慨深い気持ちになりました。
先週辺りまで
『『ロリ不二子ちゃん ハァハァ!!』』
とか思っていたテメェらは、本話の展開を見て さぞ残念に思っていたと思います。・・・ってやかましいわ!ボゲェ!!
「不二子ちゃん」に対しての見解の推移が
『マッドサイエンティストの娘かYO!!→ただのメイドさんかYO!!→ごめんやっぱり謎の女だったわwww』
というミスリードに次ぐミスリード展開。
んで、その原因となったのが
「「記憶改ざんシステム」」
なんか昨今は「某 フォーゼ」とか「某 Another」とか「某 黄昏乙女×アムネジア 」とか"記憶改ざん"を利用する作品が多いんだけど
このごろ流行のトリックなのかネ???
ラストは黒幕の「しわしわ お姉ちゃん」に自由をみせつけるプレイ☆
「不二子ちゃん」が水辺で戯れるシーンで
『『全裸にならねぇとか、なめてんのかッ!コノヤロウっ!!』』
と 荒ぶったりもしましたが
「しわしわお姉ちゃん」が"一寸少女の顔に戻る"演出を見て、即座に感動モードとなりました。
この作品、一時は
"今後のルパン作品との付き合い方を考えなかん"
とさえ思わされましたが、終わってみたら「従来のルパン作品」への繋がりっぷりがヒジョーに見事だと感じました。
でも、やっぱり各キャラへの見解は 多少変わったかナ。
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そーいえば、ルパン作品のレビューを書くのは
「ルパン×コナン」以来でした。
久々のTVシリーズを終えて、当面は「金曜ロードショーのルパン」待ち
ぜひともお願いしたのが
『『『"オスカー君"の ルパン作品レギュラー化』』』
このキャラは「とっつぁん」を巡る「不二子」との愛憎劇が どえりゃあ素晴らしく、
「~峰不二子という女~」において、最もかかせないキャラだと思っております。
金曜ロードショーに登場が叶ったら
ソコイラ辺の一般視聴者のみなさんは、相当ビビるで!コリャ!!
(突然の“男色展開”にナ)