がんもくん さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
セッションシーンは鳥肌物
昭和41年の初夏に、佐世保に引っ越してきた主人公・西見 薫と、
豪快かつ型破りな性格で腕っ節も強いが、
面倒見が良く正義感も強い川渕 千太郎、
薫のクラスの学級委員で千太郎の幼馴染の迎 律子を中心として物語は進んでいきます。
私は音楽知識は勿論、ジャズなんてサッパリでしたが、
セッションなるものを聴いて大変惹かれ、最後まで観ました。
どのセッションも物凄くクオリティが高いですが、
特に第7話のセッションはスゴく、何度も観直しました。
また、Opも個人的にはかなりの出来かと思っています。
特にサビの部分の透明感と疾走感、
また最後のトランペットから感じられる世界が拓ける感覚。
本編もそうですが、Opにもかなりハマりましたw
基本ジャズの物語ですが、
高校生という事もあって恋愛パートも結構あります。
勿論、友情もしっかりと描かれてます。
絵に萌え要素は一切ないので、
その手のアニメは苦手と言う方にはオススメできません。
逆に、最近萌えばかりで何だかなぁと感じている方にはオススメです。
1クールという事もあり、やはり原作と比べるとだいぶ急ぎ足で物語が進んだようです。
ちなみに私は原作は読んでいません。
それでも、後半の展開がだいぶ早いなぁと感じました。
先にも書きました通り、音楽の知識が無い私でも楽しく最後まで観る事ができました。
純粋にジャズが大好きな彼らのセッション、
青春真っ盛りな彼らの恋愛と変わらぬ友情。
これらに少しでも興味を持たれた方、視聴をオススメします。