シュガー さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
1・2期をまとめて評価
作画は各話も安定して良かったです。
結末はハッピーエンドとは言い難いものでしたけど、
戦闘や裏切りや人の心情を深く描いたシリアスなアニメも好きなので毎週見るのが楽しみでした。
〜ここからは印象に残ったキャラやシーン〜
セイバーのマスターである衛宮切嗣は「戦いの根絶」「恒久的な平和の実現」のために聖杯を望んでいました。同じ命でもよりどれだけの人が救えるかで行動する人でした。例えば100人と200人のどちらかを救うならば200人の方を選ぶといった感じ。
切嗣はかなりの外道でした。ケイネストと自分はケイネスを殺せないという絶対破れない契約セルフギアス・スクロール(自己強制証文)を結びましたがパートナーの舞弥にケイネスを殺させるなど。
切嗣の過去回で恩師であるナタリアが乗った旅客機をロケランで撃ち落としたシーンで切継の心情を考えるとうるっときました。挿入歌で流れたKalafinaの「満天」がいい雰囲気を出していました。
24話での2人の家族と60億人の選択で60億人の命を選んだのは切嗣らしい選択だと思いました。
最終回での聖杯から流れ出た液状のもので町がめちゃくちゃになった時唯一救えた士郎という子を救った時の切嗣の笑顔がよかったです。
アサシンのマスターで後にアーチャーのマスターになる言峰綺礼もかなりの人格破綻者でした。人の不幸で酒が美味いや凛に親父を殺したアゾット剣をあげて悲しむ凛の姿を見て笑いをこらえた表情をみてゾクッとしました。
続きは暇な時書きます