くるりん さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
表現の自由
映画化するということで試験期間の最中ですが観てしまいました(笑)
正直、4年前のアニメということで作画にはあまり期待はしていませんでしたが予想以上でした。
キャラはバランスよく面白かったです。
ただ要望や矛盾点があるとすれば戦闘シーンが多かった気がします。
要望は原作は読んでいないので比較することはできませんが戦闘シーンが多く、何を見ている側に伝えたいのかが弱かった気がするのでそこの点の補強。
それと笠原が冒頭で守りたかった本の内容をストーリーの絡めてこなかったのは残念です。
メッセージとしては表現の自由ということだったと思いますが笠原の訓練、戦闘シーン、恋愛が多く、面白さを優先しているところが多少残念に感じました。
矛盾点としてというかあまり納得できない点としては手塚の兄からの手紙だけで王子様が教官の篤であると信じてしまうことです。
そんなに話したこともない人間からそれを言われて納得できるか?と聞かれたら僕としてはできません。
それと図書が燃えて火事に巻き込まれた篤が記憶をなくす上に身体的にほぼ無傷ということはさすがに無理があるなと思いました。
僕自身、漫画は週に20作品以上(読みすぎかなと思ってます(苦笑))読んでいて、父の影響で幼いころから漫画や小説はそれなりに読んでいるほうなので文学の大切さは十分理解しています。
評価はすこし厳しくつけさせてもらいましたが楽しい作品だったと思います。
ぜひ観てみてください。