ワタ さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
7月14日劇場公開、バトル特化の第2シリーズ
前作で好評だった魔法バトル要素を、より全面に押し出しています。
魔法詠唱時に各人それぞれに与えられたデバイスを使用するのですが
このデバイスが個人的に非常にいい味を出していると思いますね。
モード変更時の個性的なボイスや、主の命令を忠実に守る献身性、
時には主を救うために、自身の破壊を恐れず暴走したりと人間味を感じられます。
A'sからは、デバイスを変形させ魔力を増幅させるカートリッジシステムも登場し、
ますますデバイスが魅力的に。杖萌え、デバイス萌えアニメとも言えるでしょうw
ストーリーは、前作のライバルキャラだったフェイトが仲間に加わります。
簡単に言うと、なのは&フェイトvs闇の書の守護騎士4人衆、という構図でしょうか。
闇の書の主であるはやてと、その守護騎士達の関係性は「主に尽くす騎士」だけでなく
家族のような温かみのある絆も感じられ(はやての母性が異常)
寧ろ敵側の方に感情移入してしまうという何とも卑怯な作り。
前作同様、お互い譲れないもののため、悲壮感漂う戦いが繰り広げられます。
前作視聴は必須です。
特に1話ラストなんかは、一期を最後まで見た人なら最高に胸熱&感涙の名シーンですからねw
個人的に序盤2話までの盛り上がりが異常で、それ以降は尻すぼみかなーという印象。
熱いバトルやそれなりに感動的なシーンもあり総合的には楽しめたのですが・・・
前作はなのはとフェイト、互いのぶつかり合いから生じるドラマが
回を増すごとに熱量を増していき、ラストも完璧な締めだったのに対して
本作終盤の、なのはフェイトはやての各ドラマ描写は上手く絡み合ってない気がしました。
最後に、OP「ETERNAL BLAZE 」は曲も映像もガチですね。
前作OPも最高でしたが、バトル特化したA'sに相応しい燃えOPになっています!