ざき0120 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
物語も作画も綺麗でした。
まずは物語全般の評価から。
基本は推理を短くて1話、長くて6話(文化祭の話ですね)で
えるちゃんが問題提起、奉太郎が解決していくという流れでした。
またその推理する謎というのも推理物にありがちな殺人や盗みなど重大な謎では無く
(厳密に言うとそのような推理もありますがw)
些細な日常においての謎を解いていく形となります。
それに、謎を解くのに多少のミステリーの知識は必要とは言え、
特に特殊な仕組みなどは無いので、奉太郎と一緒に謎解きを楽しむことができました。
またアニメ開始直後から最終回までの奉太郎とえるちゃんの距離感の縮まり方にも印象を受けました。
お互いが徐々に徐々に惹かれ合っていくのが、さほど明確な描写はありませんが
見て取ることができました。
さて声優さんの評価ですが、とりあえず豪華ですw
最近の売れどころの声優さんがたっくさんですw
僕個人は佐藤聡美さんがすごく好きで、それが氷菓を
見たきっかけでもあるのですが、奉太郎が中村さん、
里志が阪口さん、摩耶花が茅野さんと主役常連声優さんが
メイン4人を張っています。
さらにパッと出演回数2~3回の人や、1回だけの人でも
ほぼ一度は名前を見たことがある人ばかりが起用されています。(雪野さん早見さん寺島さんゆかなさん悠木さん阿部さん伊瀬さんetcetc・・・ぱっとwikipediaを上から見ただけでも相当な有名声優さんばかりです)
声優さんが好きだという方には、なかなか楽しめるアニメなのではないでしょうか。
結構「こっ・・・この声はっ!!」と思い、EDを見て「やっぱりいい!!」となったキャラも多かったですw
次にキャラの評価ですが、
奉太郎とえるちゃんを主体に進めたいと思います。
まずは奉太郎。一応このアニメの主人公という立ち位置のキャラですが、
開始当初から省エネをとりあえず推奨する人でしたねw
環境のほうでは無く、自分の、ですが。
一度自らの省エネのためにえるちゃんを騙した事もある輩ですが、
物語が進むにつれて、徐々にえるちゃんのペースに乗せられ、最終的には自発的に謎解きを行う
という成長っぷりを見せていました(えるちゃんのためですが)
ただ、序盤のあのリアルな男子高校生の怠惰な姿。
終盤こそ主人公らしい行動をしていた彼ですが、1話なんて
おもわず「あ○夏(略)」の冴えない主人公を彷彿とさせる姿でした。
最初はあまりいい印象を持たないと思われるキャラですが、
最終的にはちゃんと主人公するようになってますw
次にえるたそこと、千反田えるちゃん。
すごく印象に残っていることをひとつ。
近い。近すぎます。
物理的な距離感は1話から最終話まで変わってないんじゃないか、というほど近距離で
奉太郎のことをまくし立てますw
基本は好奇心旺盛で、正直で人を欺く術を知らないような子でした。
悪く言えば空気読めないですw
一応名家の跡取りということで、ものすごくしっかりしていて
成績も優秀という設定なのですが、ちょくちょくその設定が出つつも、基本アホの子です ※個人的な意見です
人によってはえるちゃんの距離感の計り方のぶっ飛び方に
不快感を持った方もいるのかもしれません。
割と男女問わず好き嫌いが分かれるキャラだったようです。
いい子なんですよ、ほんと(´・ω・`)
そして古典部メンバー以下モブキャラですが、
とりあえず髪の毛が日本人離れしているキャラがいないので
ちゃんと日本だーって感じがします。どうでもいいのですがw
割とどのキャラも自己主張強めな、1割程度患った(想像におまかせします)
人が多いです。
まあそれだけアニメキャラとしては魅力的ということで、
サブキャラにも力を入れていることが強く伝わってきました。
以上、作画・音楽は現在更新中です