ラスコーリニコフ さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
混沌、ある意味芸術
銀英の雰囲気で始まって、なにやらウホ展開がはじまって、
最後は話が滅茶苦茶になって終わる。最後の辻褄合わせのひどさは
数ある駄作アニメ作品の中でもトップクラス。
戦略とか、戦術とかそういう要素はほぼ無い。主役の戦艦がクソ強く
て、時代劇の戦闘みたいな無双状態。しかも別に格好良くはない。
世界観以外にこのク○アニメが見る目的があるとすれば声優くらい。
石田彰+金髪のイケメンと釘宮のロリ(設定上♂)の軽いウホ絡みを
楽しむくらいしかねーよーな気がする。間違っても銀英とか星界とか
旧ガンダムシリーズみたいな出来を期待してはいけない。
そこ真空じゃね?無重力じゃね?どーなってんのこれ?他、色々と
突っ込みたくなるシーンがあり過ぎな上に、正義も悪も理念もない
混沌とした世界。ウホ二人が自分勝手極まりない主にウホ理由で戦う
きっかけを作り、周囲がその巻き添えを食う、脇役他の雑魚達はその
無用の戦火の中バタバタと死に、死後のフォローも無いみたいな。
そして驚いた。これ2006年なのかよ・・1980年代前半に作られたと
言っても十分通用する凄まじい出来。という、ある意味芸術的な作品
埋もれて忘れられる駄作では無く一度見た人に深い印象を残す駄作
このガラスの艦隊を10年に一度の作品と評し、ファンサイトを作って
いる方がいたが(※ガラスの艦隊で検索すれば上位に出て来る)、
本編を見た後は是非食べ物、飲み物を口に含まずそのサイトに行って
みると良いだろう。