りんご さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
足りないものだらけで残念。
外国のちょっと昔の話かなと思って観ていたら、
現代社会がおとぎ話となっているほど、はるか未来の話だった。
ヘルベチア共和国の世界観、女性兵士やラッパ手などの設定と
平和な要塞での生活のギャップ、軍人って勘違いでなれるものなの?
と、いきなり違和感にぶち当たりました。
ちょいちょい事件やシリアス展開があるものの、
結局平和過ぎる日常が主だった。
ほのぼの日常アニメになってしまったのが残念で、
もう少し戦争の危機感、恐怖感など鬼気迫るものが欲しかった。
その上で、登場人物たちの友情が深まっていったら良かったんだけど、
なんとなく起こった出来事よりも、過ごした時間で心を開いていた印象なので、
中途半端感、消化不良感が残る。
どちらかといえば可なんだけど、
せっかくいい設定があったので日常アニメに留まらず、
もっと上を行くものを作って欲しかった。
街並みや景色がとてもキレイで、
中でもイルカの置き物は可愛かったです。
あぁいうのって無性に欲しくなっちゃうんですよね。玄関行き決定ですけど。
アメイジング・グレイスが思い出の曲、音が人を繋ぐということで
何度も流れていましたが、言わずと知れた名曲とはいえ、
賛美歌なのでやはり声楽もしくは弦が合うなと感じました。
ラッパのソロに合う曲じゃない……。
選曲は合っていたけれど、楽器に合わなかった。
やはりトランペットにはファンファーレやガンガン鳴らせる曲が合うと思うので、
歌う曲は合わない……
うーん、なんで素直にいい曲だったと言えないんでしょうね。
経験からの偏見ですみません
でも、言うほど音楽に対して触れられていなくて、
音の力ってすごいんだよ!っていうエピソードをもっと増やして欲しかった。
KalafinaのOPは素晴らしい曲でした。