とろろ418 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
自己言及のパラドクス
まず注意するべき点は、アニメ版の後日談だということ。
おそらく本作だけ見ても訳が分からないと思います。
アニメ版未視聴の方はそちらからどうぞ。
内容は正直微妙でしたね。
上記のようにファン向けでありながら、ファンが納得できるものでもないかと。
設定やストーリー軸は良かったと思うんですけど……どうしてこうなったんだろう?
面白くないわけではないので、期待し過ぎなければ十分楽しめると思います。
たぶん。(´・ω・`)
詳細→{netabare}
全体的にミステリ要素<恋愛要素になってます。
というか前者は皆無に等しい。ほとんどが本編の2番煎じなので、正にデジャヴ状態。
せっかくの紅莉栖視点なんだから、もっと論理的なアプローチが欲しかったです。
岡部の消えた理由や救う方法を現在の自力で導き出すとか、天才ぶりを発揮しても良かったかと。
構成の方も甘い印象。
前半と後半で視点が異なるのは大きいですし、最後の方は駆け足気味。
岡部消えるまでの展開は好きですけど、
作品的には消えたとこから始めた方が良かったかもしれませんね。
あと本編と世界論理の解釈が異なるような気がしてならない。
α、βと来てなぜRなのかも気になるなあ。普通γですよね。何か意味があるのだろうか?
{/netabare}