maruo さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
ドリフがパロった作品 B+
「端ではなく真ん中を渡れば良い」
「毒を食らって死のうとしたのですが幾ら食べても死ねません」
「どうか屏風の虎を追い出して下さい」
誰もが一度くらいは聞いたことがあるであろうとんち話が沢山出てきます。
さすがに殆ど忘れてしまっていますが、見ていた時にはなるほどと思わせるものも多かったと記憶しています。
とんちの相手となるのは大抵、将軍様(足利義満)か桔梗屋でしたが、将軍様は大器の片鱗を見せてくれたのに対して、桔梗屋はどう見ても強欲な割には小心者のオヤジさんにしか見えませんでした。
後年、山梨名物の信玄餅の販売元「桔梗屋」を知ったとき、真っ先にこの作品の桔梗屋を思い出してしまいました^^
「一休さ~ん!一大事でござる!」
新右衛門さんがそういって駆けつけるところから話が始まるというのが定番でした。
ちなみに、格闘家の武蔵の先祖が、新右衛門さんのモデルとなった人物なんだそうです。
ところで、冒頭に挙げたとんちのうち、最後のものはドリフ大爆笑でネタとして使われました。
将軍様(伊東四郎)「そなたはいくつじゃ?」
一休(いかりや長介)「数えで十になりました。」
将軍様「こいつめ、四十もさばを読みおって!」
(中略)
将軍様「この屏風の中の虎を縄で縛ってみよ。」
一休「では、虎を追い出して下さい。」
将軍様「よし分かった。虎を追い出してやれ!」
・・・そして、本物の虎が出て来る。
一休さんが、知恵を絞っているシーン(両手の人差し指で側頭部に2回ほど円を描き眼を閉じて考え、木魚の音が流れる)は、侵略!イカ娘でも使われました。
他にも使っているアニメがありそうですね。
296話もあるので、最後の方は気力が続かずに見てなかったように思います。
なので、「途中で断念」です。
一話完結ものなので、主要な登場人物さえ押さえていれば、ばらばらに見ても大丈夫です。
今見てもそこそこ楽しめそうな気がします。