とろろ418 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
小さな両手がつかむもの
CLANNADの社会人編です。
学生編に比べると、笑いの要素が薄く、シリアス展開が多くなっています。
ただ主人公にスポットを当てるだけでなく、主人公を介して町や人々との繋がりが描かれているのが良いですね。
後半に関しては、主人公の行動を非難する人も出てくると思います。
確かに理解し難いところもありますが、これは世界観の描写不足によるものもあります。
納得できない、気になるという方は原作(ゲーム)をやることをおすすめします。
ただし、相当な労力が必要になりますので、それでもという方は。
その他の部分{netabare}(育児放棄に関して){/netabare}は個人の裁量にお任せしますが、
あの古河夫妻が受け入れたということがおそらく答えなんでしょう。
”小さなてのひら”はこの作品抜きで考えても、とても良い曲だと思いました。
三人で手を繋いでいる絵良いですよね。右手に父親、左手に母親。
少々強引ではありますが、普通なら描かない部分に敢えて踏み込んだ良い作品だと思います。
(普通は恋愛成就で終わり、または家族関係からですから)
その後を知りたい方は、ドラマCDで少しだけですが。
機会があれば是非ご視聴下さい。