かしろん さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
色眼鏡無しで
-4話くらいまで見て-
人の心を乱すものとして芸能や歌が禁止された世界。
そんな世界のとある辺境惑星の地下水路を4人の幼い少女が歩いていた。
鉱山道へ渡り、暗闇が支配するそこを抜けた先。
広陵とした大地に集う人々。
降りてくる宇宙船。
眩いライト、鳴り響く楽曲。
開かれるハッチ。
舞台となっているそのハッチには楽曲に合わせて歌い踊る少女たち。
会いに来るアイドルAKB0048。そのゲリラライブに4人の少女は魅せられて行くのだった。
AKBプロデューサーの秋元康が企画したAKBが主題のアニメ。マクロスシリーズの河森正治が総監督、シリーズ構成が岡田麿里、キャラデザにマクロスFの江端里沙。
また、主要キャラの声優をAKBなどの中から選抜している。
まずもって。
私はAKBに何の思い入れも無い。
誰が誰か分からない。推しメンとやらも勿論いない。全員を黒髪ツインテールにされたらどれがまゆゆか当てる自信は無い。
好きでも嫌いでも無い。無関心、というか接点が無かったのでどちらにも成り得てない状況、良くも悪くも色眼鏡無しでアニメを見ている状態である。
物語的には非常に分かりやすい。ようはトップガンみたいなもんだ。大量の希望者の中からごく少数しか選ばれないアイドルグループに入るために努力根性友情でどうにかしていきましょうって話。
岡田麿里がシリーズ構成ということで、どんなドロドロが、と思ったが、今のところ非常に分かりやすい友情熱血ストーリーに仕上がっている。
なかなかに面白い。
AKBなど、からメインキャラの声優を選んでいるようだが、思ったよりは聞ける印象。棒な娘を感情起伏が少ない子に当てることで何とか難を逃れている起用法ではあるが。
OP、ED歌っているのもAKBなどから選ばれた人達によるユニットなようだが悪くない。非常にアニメらしい楽曲だと思う。
まぁ、ここからは、周りは全員ライバルのサバイバルレースで、現襲名メンバーに空きがないと襲名出来ない=AKBメンバーになれない。
歌って踊れるだけじゃなく、反政府組織みたいな状況だから戦わないといけない。一部人の体じゃ無くなってる人もいる。
ってことで、ドロドロになっていくんでしょうが、AKBという実在するアイドルをネタとしてどこまでやれるか期待しておきます。